『好き』って言ってみた --- 女主 ページ2
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『好き』って言ってみた……というか、夢主が告白した…みたくなってしまいました………。
夢主と彼は
☆イフリート・ジン・エイト
「ハイハイ、ありがとね
全く、女子生徒は何かにつけてすーぐスキスキ言うんだから困りものだよ。」
慣れたものだと言いたげに溜息を零す彼に、自分の気持ちが伝わらず、他の女子生徒と同じにされてだんだんと怒りが込み上げる貴方。
真っ赤な顔をして、恋愛的に好きなんですよ!ばか!、などと自棄になりながらそう言って立ち去ろうとした時…
「……ち、ちょっと!………待って、」
腕を掴まれ振り返れば彼の片手で両目を塞がれ。
「あしらってごめんね、
まさか本気だとは思わなかったから……
………その、今の僕は、見ないで……クダサイ…」
彼の手から伝わる温度が高いのは、
彼自身の体温なのか、それとも…………。
☆ムルムル・ツムル
まず初めに頬を
次に目薬を注し、ようやく夢でないことに気づく彼。
この行動はまだ貴方が彼に『好き』と言う前のことだったが、彼にはお見通し。…というか見えてしまう。
そのため彼の顔はみるみるうちに赤くなっていき……
「………も、もの好きなの…?!」
貴方の好きのどデカさに圧倒されながらも赤面する彼はどうやら頭が真っ白になったようで、暫くの沈黙の後にぎこちなく貴方の頭を撫で。
「勝手に覗き見ちゃってゴメン、
でも、本当に好き、なら……応えるよ。
それに俺も……………………んや、やっぱ何でもない」
何やら伝えたいことがあったらしい彼はそれを言えずにいたために、あの時言えばよかったとのちのち後悔に頭を悩ますことになるのは、また別のお話。
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紫咄(プロフ) - ももさん» レスありがとうございます!楽しく読んでいただけたようで嬉しいです! (2月28日 23時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 紫咄さん» リアルのほうで色々あり、ずっと見に来れずですみません……小説、最高でした…!おかげでニヤニヤが止まりません( 神作品をありがとうございます! (2月28日 22時) (レス) id: 710a8daeb1 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーる。(プロフ) - 紫咄さん» こちらもドンピシャでした…!ありがとうございます! (2月16日 15時) (レス) id: f43dd9d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - ぼーる。さん» リクエスト完了いたしました!前回のお話が解釈一致で安心しました…!二度目のリクエストありがとうございます!楽しく書かせていただきました!お話の改変や新たなリクエスト等あればまたコメントにてお願いします。 (2月13日 14時) (レス) id: 0a579820f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーる。(プロフ) - 紫咄さん» 書いて欲しいものそのままでずっとニヤニヤしていました…!続けてのリクエストですが、『子供が産まれてみた』(女主)で書いていただけるでしょうか…?お願いします…! (2月7日 10時) (レス) id: b3d9f0a76a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫咄 | 作成日時:2023年5月7日 12時