検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,925 hit

ページ1

腕組をして枕元に座っていると、仰向きに寝た男…薮が、静かな声で





「俺…もう死ぬ。」




と、言った 。



薮はその頭を枕に乗せて、綺麗なその顔をその中に横たえている。



真っ白な頬の底に温かい血の色がほどよく差して、唇の色は無論赤い。


…到底死にそうには見えない。



しかし薮は静かな声で、




「俺、もう死ぬ。」




と、先程よりはっきりと言った。



…俺も、何故か分からないけれど、確かにこれは死ぬな、と思った。



そこで、




「…そうなの?…もう、死んじゃうの…?」




と、上から覗き込むようにして聞いてみた。




「うん。…死ぬよ。」




言いながら彼はその目をぱっちりと開けた。

・→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , ybhk , やぶひか   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りぬ | 作成日時:2018年12月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。