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好き嫌い。71 ページ32
浦田side
貴「電気消しまーす！はいおやすみー！」
Aの声とともに消される部屋の電気。
しばらくして、みんなの寝息も聞こえてくる。
俺は眠れなかった。
さっきの西島とAの会話、完璧にカップルの会話だろ。
俺だってAに好かれたいよ。
好きだって言われたいよ。
直「…羨ましい」
呼吸と同じように、自然と出た言葉。
貴「何が羨ましいの？」
直「A⁉起きてたの⁉」
ああああ！今のひとり言聞かれてたぁ…。
恥ずかしすぎる…。
直「なんでもないの笑 気にしないで」
貴「そー言われると気になるっ」
そう言ってぷくっと頬を膨らませるA。
やめろ、可愛すぎて理性保てなくなるから。
直「だぁから気にすんなって。なんでA、起きてんの？」
貴「えー、寝れなかったから？」
直「なんで疑問系笑」
貴「気にすんな！直也は？」
直「俺も寝れなかったから」
貴「なんだ同じじゃん笑 おソロだおソロ」
同じ、ねぇ…。
、
、
気持ちは同じじゃあないだろう？
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作者名：くるみ | 作成日時：2017年11月21日 0時
