好き嫌い。38 ページ41
隆弘しか見えない。
周りの人たちとか音とか、全てが消えて。
私と隆弘だけの世界みたいに。
ずっと見ていたい、このままでいたい。
しかし。
現実というものは厳しいもので。
すぐに戻ってきてあっという間に隆弘が次の人にバトンパス。
列に隆弘が並んだ途端、私に話しかけてきた。
西「A、見てた⁉俺が2人も抜かしたの！Aにパスされた時は3位だったのに1位！褒めて！ねーえ！」
そう言いながら私の肩を揺らしてくる隆弘。
いつにも増してわがままだ笑
そんなところも可愛いけど。
貴「うん、凄かった！おめでとう！よく頑張りました！！」
私も言いながらよしよしと頭を撫でてあげる。
うわーい！と隆弘が喜ぶ。
ついでに俺も、と秀太が隆弘の髪の毛をわちゃわちゃにした。
今度は嘆く隆弘。
周りの人が笑う。
…大丈夫かな？
顔、赤くなってないかな？
これだけなのにでどれだけ照れるか。
でもっ、でも！！
先に肩を揺すってきた隆弘が悪いんだ！
私は便乗しただけ！
うん！
そう開き直る。
何気になく前を見ると、実彩子がニヤニヤ笑っていた。
…くっそう。
お前は真司郎といちゃいちゃしとけっ！
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くるみん(プロフ) - かなさん» どうもありがとうございます！！！頑張って続き書きます！ (2017年11月4日 23時) (
レス) id: 49019fad4e (このIDを非表示/違反報告)
かな - 続きが早くみたくなりました (2017年11月3日 19時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
くるみん(プロフ) - ちぃさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！_φ(･_･ (2017年9月24日 20時) (レス) id: a169d2dcf0 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - おもろいです!!更新頑張ってください｡ (2017年9月24日 20時) (レス) id: c3f97ac7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ | 作成日時：2017年9月21日 0時
