検索窓
今日:34 hit、昨日:23 hit、合計:16,897 hit

ページ10

何やら厄介なことになっていそうだが

……俺には関係の無いことだ


Aside

嫌な気分でも仕事はやらなくちゃいけない。

今日は早く帰ろう。そしてコンビニでも行ってスイーツでも買おう!

それだな、と計画を立て落ちていた気分を上げ仕事に集中していた


帰宅するため病院を出ようとしたが廊下の途中で九条先生に捕まってしまった

「はぁはぁっ、ちょっとAちゃん!」

「へっ?九条先生!どうかしましたか……?」

上がった気分がまた落ちていきそうだ

「話があるんだけど、い?」

「は、はい……」

なんだろ、後輩ちゃんと付き合ったとか……?でもわざわざ言うかな……?

あぁ〜でも関わってたし……


話があると言われ連れてこられた場所は中庭だ

人が多い訳でも無く少ない訳でもない

患者さんやお医者さん看護師さん。色んな方がいる

みんな笑顔で楽しそう。

「あの、話とは………?」

この言葉を言うだけでも苦しいのに……事実を言われてしまったら私はどうなってしまうのだろう……


「自分さ………Aちゃんのこと好きなんだけど……」


「付き合ってもらえる……?」


「……ん、……?」

待て待て、どういうこと?

「ぇ、す、好き……!?」

ここまで理解できないことに出会ったのは初めてだった



「うん、そう好き」

「いやっ、へっ?何、待ってください……私理解能力乏しいので………」

「へっ、付き合う……?な、え?どういうこと!?」

「え、でもあの子は……?」

「あの子……?」



九条先生は首を傾げる


「私の後輩のあの子です。良い感じなのかと………」

「そんなんじゃないって…!」

誤解だと言わんばかりに手を振る

「な、んだぁ………」

ほっとした自分が居た。心が軽くなったが、それがなぜかはまだ分からなかった



「で、ど?自分にノってみる?」



余裕そうな表情だった


「……す、すみません……私………分からない、です……」


九条先生の表情が少し曇った

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:特撮 , 仮面ライダー , 仮面ライダーエグゼイド   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。