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嫉妬とかじゃないけどね!?変な誤解はやめてよね……

親が妹ばっかり構うみたいな、そんな感じで寂しい

「───Aちゃん、聞いてる?」

「ぇ、あ、はい。聞いてます……」

聞いてはいた……それが耳から入って耳から抜けていってるっていうだけで…………

「……ちゃんと聞いてよ?」

「はい…」

怒られちゃった……。ダメだこんなんじゃ……!

仕事にまで支障が出るなんてやばい……



先輩にお願いをしてみた。

「あの子だけでも九条先生とのやり取りは十分ですし、私は薬の方に専念したいのでそれでも大丈夫ですか……?」

「うん。話は通しておくわ」

「ありがとうございます……!」

良かったぁ……これで良いんだよね?

私は邪魔だったし人の話聞くのは超苦手だったし……

絶対こっちの方が向いてるじゃん!

そう自分に言い聞かせて九条先生に会えないという思いを消し去った

べ、別に病院に居れば会えるし…私に関係ないし……


あれから後輩ちゃんとはあまり関わることが無くなった

仕事ちゃんと頑張ってるのかな……?

九条先生とはどうなったのかな……?


そんなふうに考えていると昼休みだったこともあり考えていた九条先生がお昼ご飯を食べているところだった。

その隣には後輩ちゃんも居た

「………なんだぁもう出来上がってたのか……」

あまりいい気分ではなかった。

怒られたような、ストレスのかかったような心に重いものが乗っかった時みたいに体がだるくなった

なんだか泣きたくもなってきた。

理由が分からない涙はとても嫌いだ

「ひぃっ、はぁはぁ……っ……」

本当はダメだが袖で目を擦り何も無かったかのように直した

「何をしている」

「えっ!?か、鏡先生……こ、こんにちは」

「質問に応えろ」

「ぇ、え……?何って…別にお弁当食べるスペースを探してただけです……」

質問に応えろって何!?怖いんだけど……!

「……そうか」

そう言って立ち去った

それだけ!?もうなんなのよ……


鏡飛彩side

昼休み廊下を歩いていると薬剤師が居た

それだけなら何も関わることなく去っていただろう

だが、普段とは違い泣いたあとがあった

俺には関係の無いことだが先日監察医が薬剤師について話していたのを思い出し話しかけることにした

薬剤師は動揺はしていたが返事が返ってきた

話からは何も探ることは出来なかったが薬剤師が見つめていた窓の先を見ると監察医が居た



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設定タグ:特撮 , 仮面ライダー , 仮面ライダーエグゼイド   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時

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