同士でライバル/神代剣 ページ49
私が所属しているZECTには尊敬できる私の先輩、岬さんが居る
私も大好きで尊敬している先輩だが、私よりも岬さんを大好きで付きまとっている人が居た
名前は神代剣さん。
剣さんは仮面ライダーサソードの資格者であり、最近ZECTに所属したらしい
そこまでは良かったんだが……部隊の隊長を何故か務めることになって岬さんを守る会を開き部隊を引っ掻き回している
私は岬さんの下で仕事をすることが多いのでどんなことをしているのかは分からなかった
ある時はDVD屋さんの営業妨害をし、ある時は岬さんをワームから守り、正義なのか何なのかよく分からない集団だってことがわかった
「きゃっ!」
「岬さん……!!」
ワームの集団が岬さんを取り囲み戦おうと思ったが間違って岬さんに弾を当てるわけにはいかず打つことが難しかった
「ミサキーヌを守れ!」
そんな声が聞こえ応援が来たことはわかった
「良かったぁ…………」
その後はワームを片付け無事岬さんも助けることが出来た
岬さんの片方の靴が落ちたらしく剣さんと部隊の人たちは川の中に入って探し始めた
「ほんっと、いい迷惑よね剣くんって…………」
「そうですか?愛されるってとっても良い事じゃないですか!私も探してきますよ!」
腕をまくって川の中に入る準備をした
「剣さんっ!私もお手伝いします!」
私が行く頃には部隊の人たちは居なくなって居たが1人剣さんはずっと探し続けていた
「おぉ!君もミサキーヌを守る会に入ってくれるのか!」
「はいっ!ぜひ!」
「ミサキーヌの魅力が分かるとは分かってるじゃないか!」
「だが、オレがミサキーヌを守る会においても頂点に立つ男だ!」
「はい?笑、私だって岬さんのことなら負けませんよっ!私」
「なら、ミサキーヌの靴をどちらが早く見つけられるかで勝負をしよう」
「良いですよ!絶対負けません!」
「ふっ、オレは無くした靴を見つけ出すことにおいても頂点に立つ男だ」
そう言って急いで探し始めた
「見つけたぞぉ!ミサキィーーヌ!」
「えぇ!?負けたぁ…」
「剣くんもAも早く上がって来なさい!」
岬さんがそろそろ怒りそうだったので川から上がろうとした
「剣さん、岬さんを守る同士としてこれからも岬さんをお互い守りましょうね」
「あぁ、同士よ!オレが1番だが共にミサキーヌを守ろうでは無いかぁ!」
そう言って手を取り合い川から上がる二人だった
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次のお話!
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時