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私達の関係性/パラド ページ46

「はぁ……もぅ最悪〜……」

そんなことを呟きながら部屋の片付けをする

友達?同僚?よく分からない関係だけどゲームを良く一緒にするパラドと遊ぶ約束をしてそのために片付けをしているところだ

だけど急に体調が悪くなりもうすぐでパラドが着く時間帯になるので急いで掃除をしていた

「ピンポーン……」

「早いよぉ……!はーい!」

玄関に走るとパラドがもう中に入ってきていた

「よっ!A」

「ちょっ、入っていいって言ってないのに……!」

「どうせ後で入るんだろ?なら良いじゃねぇか笑」

そう言って靴を脱ぎ、中に堂々と入っていってしまった

「もぅ〜笑…勝手に…」

私もその後に続くように部屋の中へ歩こうとした時急に目眩がして壁に手をついた

「うぅ……」

頭が若干痛くて額に触れると熱かった

「熱、あるのかな……」

でもパラドが来ちゃったし……

行かないと、と思い部屋の中へ入った

「ほら、A!早くやろうぜ!」

待ってましたと言わんばかりにゲーム機を渡しに来て早速ゲームを開始した


「はぁ……疲れたぁ……笑」

「ぶっ通しで3時間?くらいやったか?笑」

「やりすぎだよぉ……」

ゲームのやりすぎで疲れた私はソファに上半身だけ伸ばして楽な姿勢にした

ゲームを終えしばらくその状態で雑談をしていると急に頭が痛くなってきた

ゲーム中は楽しくてアドレナリンが出まくり全く体調不良なことを忘れて過ごしていたがその反動でどんどん体調が悪くなってきた

「ん〜…………」

「そんなに疲れたか?笑」

パラドに心配をかけないようにわざと背中を向けて顔を隠した

「……疲れたよ…………」

「?……おい、ほんとに大丈夫か……?」

いつもの調子が出せず、パラドに不信感を持たせてしまった

「ん、大丈夫……」

もっと怪しまれないような言い方は沢山あったが、頭が回らずそんなことしか言えなかった

「A、具合……悪いのか?」

そう言ってパラドは私の方に来て額に手を当てた

「……ん…………」

「っ、超絶熱いけど……大丈夫、じゃないか……」

よしっ!と言って立ち上がり何かを始めた

戻ってくると濡れタオルや薬を持ってきてくれた

「ぇ……あ、ありがとう……」

「永夢の治療、いっつも見てるから大体のことは俺だって出来るぞ!」

ドヤ顔をして言ってくるので少し面白かった

でもパラドがこんなこと出来るとは思ってなくて正直驚いた



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設定タグ:特撮 , 仮面ライダー , 仮面ライダーエグゼイド   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時

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