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家族の暖かみ/グラファイト ページ39

※ママの苦労/グラファイトの続編です※


朝起きるとぐらふぁいとが居なくて

また捨てられたのかななんて思ったけど、ぐらふぁいとがそんなことするはずない

だから行きそうな場所を探してみた


「みつけたー!ぐらふぁいと……!」

どこかの山奥に来たらやっぱり居た

そしたら誰かと戦ってるみたいだった

近づいてみると2対1で戦っていた


私の存在に気がついたパラドと女の人が近づいてきた

「A…!こんなとこで何やってんだ!?」

パラドとはぐらふぁいとに連れて帰ってもらった後初めて会ってそこから仲良くなった

「ぐらふぁいとが居なくなっちゃったから探しに来たの」

「パラド!?この子は……」

知らない女の人ということもあって少し警戒した

悪そうには見えないけど、女の人にいい思い出がないもので黙り込んだ

「こいつは……なんて言うんだ…?グラファイトの、子供……?」

「子供……!?」

耳につんざくような高い声を出して驚いていた女の人はあたしに近づいてきて今の状況を説明した


ぐらふぁいとが倒されるかもしれない


そう思ったけど、それがぐらふぁいとの生き方だしそれを止めようとは思わなかった

けどそんな気持ちとは真反対にあたしの胸あたりは強く締め付けられる感覚があった


遠くから見ているとぐらふぁいとが倒されているところが見えた


「ぐらふぁいと………!!」

「おい、A……!」

「Aちゃん……!?」

パラド達と居た場所からダッシュでぐらふぁいとの居る場所に走った


「トドメはあたしね……!」

そう言われぐらふぁいとが最後の一発を食らいそうになっていた

「やめて……!!」

「!……誰だ!?」

ぐらふぁいとの前に手を広げて守るよう立った

警戒心むき出しで相手を睨んだ

「……お前が誰だろうと関係ない。そこを退け……!」

「どかない……!」

「そいつは人間じゃねぇんだぞ!?」

「人類の敵だ……!」

そんな脅しをしてくるがあたしには関係ない


「人間とか人間じゃないとか……敵とか味方とか!!あたしにとっては関係ない……!そんなの…知らない……」

「ぐらふぁいとは……ぐらふぁいとはあたしの家族だもん………!」


声が震えて、威勢がなくなってしまった




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設定タグ:特撮 , 仮面ライダー , 仮面ライダーエグゼイド   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時

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