自分の戦い方/宝生永夢 ページ35
仮面ライダークロニクルが始まり、また新たな仮面ライダークロノスという人物に乗っ取られ今ものすごく大変なことになっている
永夢達CRはそんなゲームをいち早く終わらせるために全力を尽くして患者さんのために戦ってる
私も力になりたい_____
「日向審議官、お話が」
「どうしたんだ。君が此処に来るのは珍しいなぁ」
「はい、単刀直入に言います。…私に適合手術をしてくれませんか…?」
無理だろうと思っていたが、こんな状況で私だけ何も出来ないなんて絶対に許せなかった
「……。それは出来ない」
「それは…何故ですか?今だって仮面ライダーとして永夢も飛彩もポッピーも大我も必死にたたかってます」
「適合手術というものがどんなものか、知っているだろう。手術が成功してもウイルスに体が耐えれる者はたった1握りの人数なんだぞ。」
いつもは優しい日向審議官も今回は大事な部下を止めようと引き下がってはくれなかった
「………、ですが…!耐えることが出来るのであれば…変身して戦うことが出来るんですよね…!?これは私の意思で決めたんです…。私がどうなろうが私にしか非はないんです……」
「お願いします…!」
深く頭を下げ、お願いをした。
耐えれないかもしれない。でも、耐えて今戦っている仮面ライダーを見たら私だって出来るって思える
「…。君がどんな覚悟だろうと、それを許す訳にはいかない」
「…っ……分かり、ました……申し訳ありませんでした」
やっぱり、なんにも出来なかった…
今だって緊急通報で永夢達は戦いに行ってるのに…何してんだろ、私は
「ピーッピーッ」
緊急通報のサイレンがなった
「はい、電脳救命センター」
またクロニクルによって患者さんが増えてしまった
落ち込んでる場合じゃないな…。一刻も早くこんなゲームを終わらせる…!
通報を受けた場所に行くと1人の男性がライドプレイヤーとしてバグスターと戦っていた
「今すぐプレイをやめてください…!」
「うるせぇ!俺の勝手だろっ…ぐわぁっ…いって、なんだこれ…」
「貴方はゲーム病なんです…!これ以上痛い思いをしたくなかったらプレイしないでください…!」
「うっぐはぁっ……」
患者さんをみているとバグスターが近づいてきた
永夢達は他の患者さんのところに行っておりまだこちらに来れる状況ではなかった
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時