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不思議なお医者さん/花家大我 ページ28

お昼頃、帰宅していると道に倒れているお医者さん?の男の人が居た

なぜ医者かと判断したのかは白衣を羽織っていたからである

「!…ぇ、あ、あの、大丈夫、ですか…?」

明らかに血も出ていて大丈夫そうではなかったがとりあえず近づき声をかけてみた


「ぅっ……あぁ、なんだてめぇ……」

な、なんだてめぇ!?

凄い睨んでくるし…何この人……

「ぁ、すまねぇ…」

間違えたと言わんばかりに驚いて直ぐ様謝ってきた

「ぁや、だ、大丈夫です、か……?」

気まずい…

「あ、あぁ…俺のことは気にするな」

そういって立ち上がり私より下の目線に居たけれどすっかり追い抜かれてしまった

血も付いて頭はファッションなのか本物かなのかよく分からない白髪

そのせいで威圧感が増した

「ぇえ…で、では…ぉ、お大事に…?」

よく分からない挨拶になってしまったが相手が良いのならもう放っておくしかないだろう。

そう考えてどちらもその場を立ち去った

「…きゃっ!?」

それから10秒、いや5秒も経ってないうちに見事に顔から転けてしまった

「う〜…痛い…」

丁度鼻をコンクリートブロックの角で擦りむいてしまった

「最悪…」

直ぐに家に帰らなければと思い立ち上がると後ろに気配を感じた

振り向くと先程まで居た威圧感の凄いお医者さんだった

「!?す、すみません…」

瞬発的に謝ってしまった

「おい、見せてみろ」

「へっ…?」

そういい私の顔を見つめ、ポケットから何かを取り出した

消毒とハンカチとピンク色の可愛い絆創膏が出てきた

可愛い絆創膏…!?

に、似合わない…笑

それらを使って処置をしてくれた

一つ一つの作業が丁寧でまるでお化粧されている気分だった

「ぇ、その絆創膏、貼るんですか…?」

「ん…?あぁ、可愛いだろ?」

そういってピースし、その指を曲げていた

「…これで後は残らないだろう」

「あ、ありがとうございます…!私よりも怪我、大丈夫なんですか…?」

「あぁ?患者居るのに見ない医者は居ねぇよ」

そういって立ち去ろうとした

「あっ、あの!お名前、聞いてもいいですか…! 」

「…花家大我だ」

聞いておいてなんだが、教えて貰えるとは思ってもなかった

「!花家先生…!ありがとうございました!」

そういって立ち去った


鼻の絆創膏を撫でながら笑顔で帰るAだった

━━━━━━━━━━━━━━

花家大我で書いてみました!

ツンデレだけどちゃんと医者であるところが大好きです!


次のお話ー!

構って欲しい/パラド→←・



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設定タグ:特撮 , 仮面ライダー , 仮面ライダーエグゼイド   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時

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