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ページ18

「けれど、そんな中でも幸せを貰う権利はあるんじゃないですか?」

「私は、パラド様が永遠に幸せであり続けてほしい、です……」


「………もう、わかんねぇ……」



そういうとどこかへ消えてしまった。

私は私の伝えたいことを伝えることができ、スッキリとした気分だった。

けれど、すぐパラド様を探さなくてはという気持ちに切り替え探し出した。


エグゼイドの所へ行ったのではないかと思い病院へ行くとやはり居た。

パラド様と何か話していた

近づこうとしたがポッピーに止められた


「ここからは永夢とパラドの話だから入ってきちゃダメ!!」


「何よっ!私に命令できるのはパラド様だけよ!!」


「そのパラドもそう思ってるからダメ!」


「うぅ……パラド様が言うなら…」

私の力の源であり弱点であるパラド様。

屋上の少し下辺りで戦いを始めた

またいつものような遊びだろうと思っていたが違った

パラド様が押され変身解除まで追い込まれた

「パラド様…!!」

私は命令を無視し、駆け寄った

「どけ、パラドは許されない罪を犯した。当然の末路だ」

「パラド様を傷つけるやつは誰であろうと許さない…!!!」

バクスターの姿に変わり怒りが収まるまで戦った

でもかなわなかった。

「う、はぁっはあっ……やめなさい!!やめろ…、!」

「さよならだ。パラド」

「永夢……」

最後にそういうとキラキラと光ってやがて消えていった

「ぇえ…?そんな…ぅそ、嘘よ!パラド様…?パラド様!!」

「エグゼイド…!!!お前…!!!!!」

生身のまま殴った。何度も殴った

手が血だらけになるだけでエグゼイドに攻撃を受け止められるだけだった

「攻撃しなさいよ…!!!」

「お前は傷つけられない。」

「なんでよ!!!私から全て奪ったお前は…!私はもう空っぽよ!ただのバグスター!早く殺せ…!!!」

頭に血が上り思ったことをただ口に出し文脈もくそもない叫びをひたすら叫んでいた

パラド様が居なくなった以上私には何も無くなった

「A、落ち着いて!!」

ポッピーが私を押さえつけた。私の血もポッピーについてしまった

「うるさい!!もう存在する価値がないのよ!?」

叫び疲れて目を瞑る

このまま消えてパラド様の所へいけないかな…

「永夢…。」

私はその場から離れた

「…」

アジトに戻った。

そこには誰もいなかった。音もせず、明かりもなく暗くて寂しい。



歩く気力も喋る気力も生きる気力もない。





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設定タグ:特撮 , 仮面ライダー , 仮面ライダーエグゼイド   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時

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