貴方に全てを/パラド ページ16
私はパラド様のために生きる。
なぜなら、あの方は私を選んでくださった。
世界中のたくさんのゲームの中から。従えるなら誰でも良かったはずなのに私を選んでくださった。
だから私の命は全て捧げる。
「パラド、なぜ永夢のガシャットを奪わなかった！」
「あぁ？俺は永夢と遊びたいだけだ。俺がなんでお前に協力してるのか知ってるだろ？」
「はぁ…お前達バグスターはただの駒に過ぎない。私の言うことが聞けないのならば出ていけ」
「ちょっ、ちょっと！駒って…！パラド様にそんな言い方ないでしょう！？」
「はぁ…こっちにも困ったバクスターが居たなぁ……」
「行くぞ、早く来い」
「はい」
少し不機嫌なパラド様の後に着いていく
「はぁ…めんどくせぇなゲンムのやつ」
「ほんとに…あんなやつの所にもう帰る必要なんてないんじゃないですか？」
「いや、まだ利用価値はある。最高のゲームが出来るまでは、だな」
「最高の、ゲーム…？」
「あぁ、仮面ライダークロニクルっていうバグスターが主役のゲームが出来上がるんだよ、心が踊るなぁ！」
「はい！」
この人の笑顔は私が守る。邪魔するやつは退場してもらう。
そんな時誰かが攻撃をしてきた
「誰だ…！」
「誰…！？」
とっさにパラド様を守る。
「エグゼイド…！！貴様っ！」
「パラド、今度こそ決着をつけるぞ」
「パラド様…！ここは私が…！」
「余計なことすんなA」
怒られてしまった。
「も、申し訳ありません……」
「さぁ、遊ぼうぜぇ！永夢！」
変身をし、戦いを始めた
「うぅ…怒れちゃったぁ……あっ、いけ！そこそこ！やった！やっぱりパラド様がい、ち、ば、ん！」
結局引き分けになってしまった
「はぁ…永夢、楽しかったぞ！また遊ぼうぜ！」
「今度は必ずパラド様が勝つから覚えときなさいよ！」
それから何度かぶつかり合い、仮面ライダークロニクルが始まったり、ラヴリカが消滅したり色々あった。
けれど変わらずパラド様はエグゼイドと戦うために戦っている
私には分からないけれどパラド様が笑顔でいる限りそれに従う他ない
けれどクロノスが時間を止める力を持っており中々手強い相手となっている
「パラド様……」
「俺は…」
「パラド、俺には抗体が出来た。これでもうクロノスなど怖くない」
「誰が怖くないと…？クロノスはその力のみで勝ち続けてきた訳では無い！」
そういうとまた時が止まり、グラファイトのおかげで攻撃を受けずにすんだ
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作者名：名無し | 作成日時：2023年2月24日 7時
