彼となら/パラド ページ12
※甘々です※
「ぱ、パラド……?」
「ん?笑なんでそんな恥ずかしがんだよ笑」
「い、いや、だって……」
今、恋人であるパラドに壁ドン&足を絡められていて完全に逃げられなくなっている
顔が良いのがまた私を苦しめる
「パラドってバグスターだよね…?どこでこんなの覚えたの……!?」
「あ〜、バグスターって言っても永夢の体にずっと居たしそれなりの知識はある」
頭をコンコンとつついてにやっと笑う
「後ラヴリカから色々な笑」
「へ、へぇ〜…」
てことは、人間となんら変わりないのね……?
「バグスターだろうと、人間の男と何にも変わりないぜ?」
そう言って私の頭や腰を撫でてきた
「っ…!」
「なぁ、良いだろ?」
少し笑って聞いてくる。
なんて答えたら良いんだろう……
「…………パラド、私……」
手が震える
何もかもが初めてで、怖い
今ここで私が怖いからってパラドを拒否してしまったら、もう相手にして貰えないかもしれない……
でも、我慢してもっと怖い思いをしたらと思うと……
「パラド…………ごめん…」
「……?どうしたんだ……A」
ゆっくりと手を離された
もう、こんなこと出来ないんじゃないかと思って胸が、心が苦しくなった
「ぁ…あのねっ、…………こわぃ……怖いよ……」
心臓がバクバクする
言ってしまった
これでパラドにめんどくさい女だとか思われて嫌われたら……
私はもう、どうしたらいいのか分からない
「……A」
パラドはAを抱きしめた
「へっ……?」
「俺、また自分のことしか考えてなかった…Aの気持ち全部無視して……」
伝わったんだと嬉しくなり、Aも抱き返した
「ううん…パラドは何にも悪くないよ…」
「……キスしていいか?」
「へっ、そんなこと言われても…………」
恥ずかしい……
「っ、いいよ……」
体を離して向き合う
身長差があって私が見あげる形になる
すると、上からキスが降ってきた
「んっ、ちゅっ…」
わざと音を立ててキスをしてくる
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※次結構甘いので注意です!※
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時