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ページ11

※甘いです※


「……?分からないって好きかどうか?」


「はい…今まで恋人なんて居たことなかったですし…恋愛もろくにしてないですし……」

困らせちゃった、かな……



「………」


「で、でも九条先生のことは、拒否したくない、です」

気持ちが伝わらなくて、言葉に出来なくて悔しい

スカートをぎゅっと握った


「じゃあ自分がその気にノセれば良いってわけ…?」


「……いやぁ…私なんかより…もっと良い人が……」

言葉が九条先生によって遮られた

「そういうの得意だから、覚悟しとけよ?」

ニヤッと効果音が付くんじゃないかってほどいたずらに笑っていた



心臓がバクバクしている。耳に熱が集まってる。

「……?」

「今からやること、嫌だったら全力で拒否っていいからね」

そう言うと九条先生の顔が近づいてきた

瞬発的に目を瞑った

キスされると思ったからだ



だが、一向に来なかった

「ははっ、それは良いってことでおっけー?」


目を開けると間近に九条先生が居た。


九条先生に抱きしめられている上に頭を固定され、逃げることは出来なかった

「!?……」

恥ずかしくて何も言えずただ見つめるしか無かった

「じゃっ、いただきマース!」

触れた……

「……っ……」

1度触れると終わりだと思い目を開けるとまたすぐに角度を変えて触れられた

九条先生もうっすらと目を開けていたせいでバッチリ目が合ってしまった

「んっあ……、!?」

喋ろうと思っていたら喋るなと言うように唇を押し付けられた

心臓がバックバクで息も続いていなくて、もう辞めたいはずなのにまだ繋がっていたい自分もいる

「ちゅっ…」

九条先生から熱が伝わってくる

「ふぅ……自分と付き合ってくれる?」

「っ…ノせられてもいいですか……?」

そう言って九条先生の手を握った



「ははっ、そんじゃノリノリでいっちゃうぜ?」


━━━━━━━━━━━━━━━

糖度高めの甘々にしてみました。

九条貴利矢ってあんまり先生っぽいことをしてるところ見たことなかったので後輩に先輩面してるのが見たかったんです。

最後はいつもの九条貴利矢って感じがしてぐーです。


では次のお話。

彼となら/パラド→←・



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設定タグ:特撮 , 仮面ライダー , 仮面ライダーエグゼイド   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:名無し | 作成日時:2023年2月24日 7時

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