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Iwamoto
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ｶﾞﾁｬ
しばらくして玄関の音がした。
目黒かなって思ってリビングのドアをあければ
目「あ、お疲れ様っす」
黒い帽子を深く被った目黒がいた。
岩「おつかれ」
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目「Aくん大丈夫？」
岩「まぁまぁって感じ、お粥一応食べたけど半分くらいしか食べてない」
目「ほんとに食べないよねAくん」
岩「そんなに食べることに執着してないもんな」
目「…Aくーんおきてー」
なんてソファの手すりに寄りかかってAの色落ちしてきている銀髪をフワフワと撫でていた。
「なに、」
目「おはよ、体調どう？」
「知らない」
目「知らないって、自分のことでしょ
ゼリーとかグミとか買ったから
レトルト食品とか冷凍のやつ買ってきたから体調よくなったら食べてね」
「はいはい」
阿「なんか…なにこれなにこの2人笑」
目「……汗かいて前髪邪魔なら髪留める？」
岩「え？」
目「ヘアゴム洗面所から持ってくるよ？ヘアピンにする？」
「結ぶからヘアゴムでいいよ」
目「はーい」
深「え！？今前髪鬱陶しそうな顔してた！？」
岩「いや、わかんない」
深「え！？なんかえ！？めめぇ！？」
目「え？なに？」
深「前髪鬱陶しそうな顔してた！？」
目「うん。だって顔不機嫌そうだったし鬱陶しそうに時々顔振ってたから」
岩「…お前、何者？」
目「……無表情じゃないんだよ」
岩「……え？」
目「…苦手なだけ、人に頼ったり、表情に出すのが。だから読み取ろうって思って見るんじゃなくて普通に話して深く入り込むのが大事だよ」
目黒が"ふはっ！"と吹き出してヘアゴムをぴょーんとAの方に飛ばした。
「飛ばすんじゃねぇよ」
目「怒らないでよ」
飛ばしたヘアゴムを拾うと口に加えて
前髪と横髪を縛って懐かしいハーフアップにしていた。
深「……黒髪だったら、前のお前だな」
「俺は俺だから前も今もない。
俺は、誰でもないんだから」
深「…そう？でも黒もそれも似合うと思うぜ？」
目「……ていうかさ、本当に髪染めたのって区切りと気分なの？」
岩「え？」
阿「めめ、それは」
目「……俺的には…それだけとは思えないよ」
「例えば？」
目「何かに対する…"あてつけ"とか」
空気がズンっと重くなった。
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togawadoll(プロフ) - 改行多すぎて読みづらい・・・ (2021年9月14日 11時) (
レス) id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - ページ29定員違う店員○ (2021年8月18日 14時) (レス) id: 8788cdf49c (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - penguinさん» ありがとうございます！！修正しました！！これからもよろしくお願い致します！ (2021年8月14日 9時) (レス) id: bf07c432dc (このIDを非表示/違反報告)
penguin(プロフ) - 初めまして。いつも楽しみによんでいます。NO.9の6行目定員という漢字が間違っていると思います。定員× 、店員〇 (2021年8月10日 0時) (レス) id: 5476fc1f3e (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - 初めまして！いつも更新ありがとうございます！面白い作品で更新が楽しみです！ (2021年8月6日 15時) (レス) id: 39af10b061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年7月25日 12時
