・ ページ12
.
.
＿＿＿＿なんてこともあったな
なんていうのも多分つい最近。
昔に感じるのはきっと一緒にいる時間が濃くなったから
佐「めめー！やろー！」
目「え、あ、はい！」
俺たちがバク転の練習をしてる間もずっとこうやって遠くから見守っててくれる。
「佐久間俺も練習する」
佐「え？Aいちばん綺麗じゃん。教える側にまわってよ。」
近寄ってきたと思えば練習したいって言い出して
なにかまだ、言いたいことがあるのか
口を小さくあけた。
でも出そうとした声は
向「えっ！ほんなら教えてや！」
…康二くんによってかき消された。
言いたいことあったのに、なんて思っているのか少し目を座らせて康二の隣に行こうとした。
目「…(名前)くん、なんか言いたいことあるなら、いった方が…」
「…！」
ラ「なほらー！康二くんのせいだよ！うるさいもん」
康二「おれ！？」
佐「いや、なんでわかるの？笑」
「…身長高い人は足腰に回る時負担がかかるだから」
向佐目ラ「おおぉ〜」
「…足と腰をこうやった方がいい」
軽々しくバク転をして俺らに見本を見せてくれた
向「回る時も綺麗やった、顔も、バク転も」
目「あ、恥ずかしがってる」
ラ「え、それってどんな表情！？」
目「うーん…内緒」
"綺麗な手で鼻から下を隠す時"
っていうのは俺だけの秘密にしておこう。
佐「恥ずかしいの？笑」
「…うんはずかしい」
向「いや、わかりにくっ！
わからんなぁ、感情見えへんから、もっと素直にだしてーや！！！」
佐「にゃははっ！苦手分野だねぇ」
ラ「…でも可愛いからね」
「…そう、なのかな」
あ、嫌なんだ。
手に力が入って、赤くなってる。
目「……あるよ感情。
Aくんだって、ないわけじゃないよ。
無愛想だけがAくんじゃない」
ムキになって何言ってるんだろって思うけど
守りたいなって思ったし、本当のことだし。
向「そうなんかなぁ、俺読み取れるように頑張るな！？やから朝挨拶したら無視しんといて！？」
「うるさいんだもん」
向「えぇ！？」
「…ありがと」
そう俺の方を見て右口角をあげた。
目「…」
「何照れてんの？」
その初めて直接みた綺麗な笑顔に俺は思わず両手で顔を隠した。
俺が恥ずかしい…笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 672人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
togawadoll(プロフ) - 改行多すぎて読みづらい・・・ (2021年9月14日 11時) (
レス) id: a720bcf40a (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - ページ29定員違う店員○ (2021年8月18日 14時) (レス) id: 8788cdf49c (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - penguinさん» ありがとうございます！！修正しました！！これからもよろしくお願い致します！ (2021年8月14日 9時) (レス) id: bf07c432dc (このIDを非表示/違反報告)
penguin(プロフ) - 初めまして。いつも楽しみによんでいます。NO.9の6行目定員という漢字が間違っていると思います。定員× 、店員〇 (2021年8月10日 0時) (レス) id: 5476fc1f3e (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - 初めまして！いつも更新ありがとうございます！面白い作品で更新が楽しみです！ (2021年8月6日 15時) (レス) id: 39af10b061 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：沙羅
| 作成日時：2021年7月25日 12時
