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樹「…北斗！？お前走ったの！？」
北「…そんなん、どうでもいい」
樹「どうでもいいって…」
そう言いながらも足は痛そうに引きずって
俺のことをみたあと、ゆっくりと歩み寄ってきた
一歩、一歩
踏み出す度に彼の顔はどんどん哀しみから怒りへと変わっていくのがわかった。
大「…無理したら、悪化するよって炎症ひかないよっていつもいわれてんじゃん」
北「…いつかは治る。」
大「…無理すんなって…
その顔と、声…もうわかってるってこと？」
北「…電話あったから」
大「…電話？」
北「そう。でも言われなくても正直わかってた。調べた時からあんたがたまにやる癖がでてたからなんとなく、わかってたんだ。」
大「…タイピングの癖？」
北「…機械ってのは触る時人それぞれ個性があんの。それが極端だから」
大「…そっか、それってどんな癖？」
北「…言わない。」
大「…そっか、でも北斗どうして俺に言わなかったの？わかってたんでしょ？俺って」
北「…俺みたくなりたくないだろそれに事情があるって思った。」
大「…そっかありがと、なんか」
北「…俺のため？」
大「…うん、そうだった」
北「…俺が喜ぶって？」
大「…そう思ってた。」
北「…だとしたら、大間違いなんだよ」
大「…ふふっ、でもずっと欲しかった情報でもあったでしょ？怖くて、踏み込めなかった。
違う？北斗も刑事部長も…なにを隠してるかは知らないけど秘密主義すぎて俺の好奇心が動いて、調べたくなった。北斗のためになると信じて力になれると信じて」
北「…機械に与えたものは残り続ける。
触れてしまったことがなによりの証拠。
ロボットじゃねぇから、1度傷ついたら修復できねぇんだよ
確かに隠し事をしたのは悪いと思ってる。
けど、自分を犠牲にすることない。
俺なんかのために…動くんじゃねぇよ…！」
大「…じゃぁ、何を隠してるの？」
渡「おい」
大「…俺は、自分が犠牲になるより、仲間が苦しんでる方が辛い。それは樹だって同じ。ジェシーと何はしてるか知らないけど、俺たちに何もなしで次はなにするつもりなの？」
しばらくの沈黙のあと
深呼吸をしたあと、北斗は小さな声で話し始めた。
北「…警察はゴミだってずっと言ってるだろ」
俯いた北斗の顔。
長い前髪が汗ばんで目が隠れてるものの
下唇を噛み締めて、緊張しているのか体が震えていた。
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沙羅(プロフ) - みゆんさん» 掲示板みていただけると幸いです。ここでは配布を行っていません。 (2021年7月16日 21時) (
レス) id: bf07c432dc (このIDを非表示/違反報告)
まる - テスト頑張ってください！待ってますね (2021年7月8日 22時) (レス) id: 644703b182 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - テスト終わるまで気長に待っています。テスト頑張ってください！ (2021年7月8日 15時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
すんまそ - テスト終わって戻ってきましたー！！我慢して勉強頑張ったおかげで結果バッチリでした！しばらくは何の行事もないのでSTの更新を気長に待って、読んでいこうと思います！更新頑張ってください！ (2021年6月26日 18時) (レス) id: 62d7eb6900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年6月23日 10時
