第十章 ページ10
大我
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.
樹「もういい…！お前ら全員クビだ！っざけんなよ！今日中に荷物まとめて出ていけ！！！」
荒ぶってんなぁ、樹さん
北斗さんがいなくなってから樹さんはかなり横暴になった。
前よりも…ね
何人か諦めかけてる陰や仕事が遅い人たちをどんどんクビにしてた。
思い通りにいかないことだらけでイライラしている…
目黒さんや阿部さんでさえも樹さんと気まずい状態だ
ジェシーさんはずっと帰ってこなくて街で北斗さんを探してる。
�眞呂気鵑亘姪佑気鵑了纏�を片付けたり、氷屋敷の指揮を取っていた。
俺は…というと森で鬼を殺 して、なにか情報がないか聞きまわる日々で久しぶりに今日帰ってきた。
本当はもうちょっと外に出て街に出るなり
汽車に乗るなりして広いところでも聞き込みをする予定…だったけど
基本は武器の所持は政府から禁止されていて
俺のこんな薄着で刀なんて持ってたら確実捕まってしまう。
それはそれで迷惑かけちゃうと思うし…
目黒さんに捜索されてたらしく連れ戻された
目黒「…樹様…北斗様を相当急いで探してるみたいですよ」
大我「…でも、確かに北斗さんがいないと氷屋敷の指揮をとる人がいないし…それに…樹さんの隣にずっといたから…安心しないとか、落ち着かない…とかだと思います」
目黒「…私は�眞呂気鵑箸泙審垢砲い�ます…何かあれば…阿部くんに言ってくださいね」
大我「あ、ありがとうございます」
目黒「それでは失礼致します。」
ペコッと律儀に頭を下げて、去っていく目黒さん
足長いなぁ、ていうか身長たか…
なんて感心しながら後ろ姿を見つめた。
ｺﾝｺﾝ
樹「…誰だ」
樹さんの低い声…怒ってる…
大我「…失礼します。樹さん俺です」
樹「…！？きょも？」
大我「入ってもいいですか？」
樹「ちょ…！待って…！」
ｶﾞﾀﾝ､ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ＿＿
なんて襖の向こうから急いで何かを片してる音がした。
樹さんも樹さんで隠し事が多い。
前に北斗さんのこと秘密主義だとか言ってたけど…
やっぱり似た者同士だ。
樹「…な、なに」
大我「いや、樹さんが帰ってこいと命令したんじゃなくて？」
樹「あーそうだ。まぁ、大体の情報は合成獣を通して見たし…目黒からも聞いたよ。お前なにしてたんだよ」
大我「あー…北斗さん…探し？」
樹「はぁ…」
ため息を1つ。そして頭を掻きながら言った
樹「…お前は待機してろ」
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しずく - 完結おめでとうございます！いつも楽しみにしていた作品なので終わってしまうのは寂しいですが、次の作品も楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年5月8日 22時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白いです。更新を楽しみにしています。これからも頑張って下さい。 (2021年3月7日 18時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年3月6日 13時
