第十一章 ページ36
大我
.
北斗「…樹。一瞬でいい、大野さんが鎖を外した時、彼奴の動きを止めて欲しい、」
樹「……っ、」
北斗「…乗り気じゃないか？」
樹「……御館様。」
御館様「…はい？」
樹「…違法、対立違反、すべて承知で申し上げます。」
御館様「…はい」
樹「…田中樹。松村同様…炎屋敷としての権限全てを返冠致します。」
御館様「…！」
北斗「…何を言っている！！！」
大我「えっ？」
"もし、俺に何かあったら、樹を頼んだ"
"俺になにかあったら…"
"樹は、きっと俺と同じ道を進もうとする"
こういう…ことだったんだ、
なんて1人で納得して頷く。
どちらにせよ、俺は北斗さんが身を投げることに納得していない。
そもそも、出来ることから2人を守る方法を探したかった。
諦めた…訳では無いけど2人は長い間戦ってるから
それなりの覚悟が既に見えていた。
隣の目黒さんや阿部さん、�眞呂気鵑呂覆砲眷柴世靴討覆い韻�
ジェシーさんも複雑な顔をしている。
樹「…北斗だけの負担にさせたくない。俺も、炎屋敷の"主"最期の仕事を彼とやらせてください」
御館様「……君たちは、実は本当に似ているんだね」
北斗「……樹」
樹「…もともと、現在彼の体に負担があるのは俺の中に彼の雷を憑依させているから。」
北斗「……そんなの複数のうちのひとつだろ」
樹「うるせぇ黙れバカ」
北斗「…お前、俺が死ぬ前に喧嘩になるぞ…-」
樹「…終わる時は、一緒だって、いっただろーが」
北斗「…！！！ふっ、面白い。お前のそういうところ嫌いじゃない」
樹「最期にツンデレだされてもこまるっつーの」
え？まって？なにいってるの？
その2人の覚悟をした笑いあってる顔は一体どういうことなのか
わかってるのにわかりたくない。
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しずく - 完結おめでとうございます！いつも楽しみにしていた作品なので終わってしまうのは寂しいですが、次の作品も楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年5月8日 22時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白いです。更新を楽しみにしています。これからも頑張って下さい。 (2021年3月7日 18時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年3月6日 13時
