第十一章 ページ27
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あたりに飛び散る赤黒い液体。
嫌な匂いと倒れてる人…や鬼。
この間までの俺ならきっと逃げてた。
樹「はーいみなさーん。ちゅうもーく！
えーとね、
こっちの火の矢で焼け焦げるか、
それともぉ
こっちの水の矢で溺死するか、どっちがいい？」
なんて相変わらずの余裕っぷりのチャラさで挑発してる樹さん。
北斗「俺は首を斬らない。だが唯一毒死をさせることのできる剣士だ」
変わらずの凄い剣さばきで目の前の鬼を斬っていく北斗さん
目黒「……手を挙げなさい。……わざわざ有利な夜に戦ってやってるんだから、隙くらい見せてくれてもいいだろう？」
普段戦わないことでギャップのある…けど
凄く強い目黒さん。
？「危ないよ！！ちゃんと周りみてください！」
そしていつの間にかあらわれたのは縄を持った�眞呂気鵞�
ニコニコしながら敵を倒していくなんか怖い阿部さん←
なんて二人を見て仲間が増えたことに安心しているのもつかの間だった。
大我「いっ、….！！」
俺の体に何かが勢いよくぶつかってきた。
北斗「…っ、く…」
樹「はぁ、くそっ、」
吹っ飛んできたのは…樹さんと北斗さんだった。
北斗「悪い、京本」
樹「…はぁ、はぁ、」
大我「わっ、いえ、大丈夫です」
なんて戦いながら言うものの横目で見る2人は
傷だらけ…そして酷く血だらけだった。
慎太郎「まじでさぁ、うざい」
煙たいところから出てきたのは
傷だらけ…というか古傷だらけで上裸の
慎太郎と言われる北斗さんの弟だった。
この人がいま2人のこと吹っ飛ばしたの？
部隊で最も強い剣士と弓使いを飛ばす力俺らじゃ叶わないのかもしれない
樹「…んぐっ」
北斗「…はぁ、はぁ、卑怯者…」
慎太郎「それが鬼だからさぁ！ていうか…卑怯者はどっちだよ。俺は素手のタイマンやろってのに刀をむけて弓で串刺しにしよーとするなんて！」
北斗「お前は、俺の刀など、どうせ…きかないだろうに何が怖いんだよ」
慎太郎「！怖い？俺が？馬鹿言うんじゃないよ」
樹「……そうだよなぁ、部下が倒されたらお前の支持者はいなくなる。」
慎太郎「…っ、まれ」
北斗「…もしそうなったら、一人ぼっち…だもんな」
慎太郎「黙れよ！なんなんだよ！お前らっ！」
息を切らしボロボロになりながらも挑発を続ける北斗さんと樹さん。
本当にどこまでも変わり者だ。
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しずく - 完結おめでとうございます！いつも楽しみにしていた作品なので終わってしまうのは寂しいですが、次の作品も楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年5月8日 22時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白いです。更新を楽しみにしています。これからも頑張って下さい。 (2021年3月7日 18時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年3月6日 13時
