第十一章 ページ24
樹
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ジェシー「…なんで、ですか？なんでわかったんですか？」
北斗「……ちょっとお前を信じてた。だからわかっても言わなかった」
樹「…ジェシー…」
気まずそうに俺の方を見ればすぐ目をそらす。
それでも見た限りジェシーにタンジーの刺青なんて見当たらない
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ジェシー「…すみません、」
なんていいながらベロッと長い舌を伸ばせば
そこにはタンジーの刺青があって、胸がギュッとしまった。
樹「……ジェシー、」
ジェシー「はい、樹様…」
樹「……っ、跪け…」
北斗「樹やめろ」
樹「黙れ北斗」
北斗「樹！！！」
樹「知ってたなら何故！！
そんな大事なこと何故俺に言わなかったんだよ！！あ！？」
北斗「…お前が、俺も、ジェシーを信頼していたからだ」
樹「知ってたお前はどう思った？俺が本気で信じてるのが馬鹿らしいと思ったか？「ちがう、樹」違くないだろ…！馬鹿みてぇ、…」
大我「……！！なに、これ、」
目黒「…くそ！！囲まれてる…」
しないうちに俺たちの周りは敵しかいなくて
その中にジェシーが紛れてることにすごく苦しかった。
ザーザー、と勢いよく雨が降ってきた。
なんだよ、俺…無能じゃん、
樹「……なにも、できねぇじゃんかよ、」
北斗「……樹目をつぶれ」
樹「え？」
北斗「いいから、時間がない」
言い合いをしていたはずの北斗はいつの間にか俺の後ろにいた。
手足についてたものは目黒ときょもがとったのだろう
北斗「……ジェシーは、斬るな」
そんな事を耳元で呟かれ、その瞬間北斗は
樹「……！！っ、」
北斗「…憑依。"雷"…！！」
樹「かはっ、！」
俺の首元を勢いよく齧り、叫んだ。
北斗の5つの力のうちの一つ。"雷"が俺の体に憑依した。
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樹「……ああああ…！！！！」
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しずく - 完結おめでとうございます！いつも楽しみにしていた作品なので終わってしまうのは寂しいですが、次の作品も楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年5月8日 22時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白いです。更新を楽しみにしています。これからも頑張って下さい。 (2021年3月7日 18時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年3月6日 13時
