第十一章 ページ21
樹
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樹「………お前、俺に刺されたいのか？」
北斗「……好きにしろ、お前は縛られていないのだから、殺すなり、なんとでもすればいい」
樹「……立ち上がれよ。お前、鬼を倒せよ、刀を握れよ…！！！」
北斗「……刀がない。俺が持たないのはただそれだけ
慎太郎のことを俺は斬れない」
慎太郎「んははっ！！たしかに〜
きいてるよ、北斗は毒で鬼殺だもんね！！」
絶望したような北斗と明るい慎太郎。
何が何だか分からなかった。
目黒「……そういう…ことですか、」
俺より目黒の方が勘が鋭いのか、目黒は嘲笑いをした。
目黒「…北斗様は自分の刀で自分を斬っても死にません。それは毒に耐性があるから。」
北斗「……幼いころから旧家本家ということで様々な訓練をうけた。毒、電気、刀、勉学にもそれなりに励んでいた。俺に毒が効かないということは、鬼であり、同じ訓練を受けていた慎太郎に効くはずがない」
慎太郎「…そ、それにさ、頭では勝てないけど、」
北斗「ｶﾊｯ…！！」
樹「…！北斗！！」
目黒「北斗様！！！」
ありえない程のはやさで移動をして慎太郎は兄である北斗にカカト落としをした。
勿論、北斗はそんな攻撃想像もしていないため受けて横たわり
ｶﾊｯ…！と水分のない咳を繰り返した。
慎太郎「身体能力は、圧倒的な差があるんだよ。俺の方が有利なの…」
毒も効かない。
北斗の力じゃ勝てない
見た限り俺のスピードじゃ勝てない
ということはきょもなんてもっと無理で…
片目の見えない目黒を戦わせる訳にもいかない
この勝負…ほぼ、無理ゲーだ
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しずく - 完結おめでとうございます！いつも楽しみにしていた作品なので終わってしまうのは寂しいですが、次の作品も楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年5月8日 22時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白いです。更新を楽しみにしています。これからも頑張って下さい。 (2021年3月7日 18時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年3月6日 13時
