第十章 ページ13
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目黒「樹様。馬車の準備できました。」
樹「さんきゅ」
目黒と一緒に馬車まで歩いていくと共に
俺の中で緊張が走る。
なんていうか…北斗が死んでたら…とか
今更の感情。こんな長く離れるなんて思わなかったから
事実、脱走した時焦ったし、俺自身がどうかなってしまいそうだった。
駆けつけた時、鬼参事件のように荒れていたら…とか思うと…
またトラウマが1つ増えそうだ。
？「すみません乗せてください」
樹「…？は！？」
目黒「え？ちょ、京本さん！？」
動き出した馬車の中に何故か待機命令を出したきょもが乗ってきた。
その顔はとても不機嫌で俺に向かって敵視していた。
俺、殺されない？大丈夫かな？←
大我「"樹様"俺がじっとしてる訳ないでしょうが。」
樹「え？」
大我「自分の師範が行方不明でじっとしてる馬鹿弟子がどこにいるんですか」
樹「……きょも」
大我「待機命令はききません。お断り致します」
樹「…！！」
"待機命令を下された。身内が…特に俺が動くとめんどくさいそうだ"
"まて、じゃぁなんでお前はここに"
"………"
"無断できたのかよ"
"……"
"え？お前、馬鹿なの？偏差値2？"
"馬鹿。俺はな相棒が無罪主張してるのに信用しない程馬鹿じゃねぇ"
俺が留置所にいた時、北斗も同じことしたんだっけ、
なんて思いながら留置所での会話を思い出した。
やっぱ師範に似てきたなぁ…
樹「…下手なことはするなよ。それと……」
大我「はい？」
樹「お前が樹様って呼ぶの辞めれる？きもいわ」←
大我「酷…！」←
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しずく - 完結おめでとうございます！いつも楽しみにしていた作品なので終わってしまうのは寂しいですが、次の作品も楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年5月8日 22時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - すごく面白いです。更新を楽しみにしています。これからも頑張って下さい。 (2021年3月7日 18時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年3月6日 13時
