第二章 ページ15
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樹「…北斗が興味持つからムカついんだよ」
大我「…樹さん、嫉妬…？」
樹「はっ！？」
なんだろう、なんか可愛く見えてきた←
桃色の前髪で隠れる目は驚いていて
頬を染めて恥ずかしそうだ。
大我「…北斗さんのこと好きなんですね」
樹「…相棒…だから。この屋敷の中で唯一同い歳だし」
大我「…何歳…なんですか？」
樹「19」
大我「はっ…！？じゅ、きゅ…？！」
樹「うん」
大我「え、…！学校は！？」
樹「卒業した。ていうか行かなくても教えてくれる奴はいる
お前は？何歳なの？」
.大我「俺は、21だよ。なったばっかだよ」
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樹「歳上かよ…お前北斗に"少年"なんて言われて…」
大我「俺もずっと2人が歳上かと思ってた」
樹「歳わかった瞬間タメ口やめろ。ここは力と歴の順だ」
大我「ふふっ、そうなんですね」
樹「……！きょも、」
大我「え？きょも？」
樹「お前だよ名前長いから訳したの！」
大我「は、はぁ…で、なに」
樹「黙って、」
大我「…へ？」
樹「静かに」
大我「………うん、？」
樹「だれだ。」
大我「え？」
樹「…誰だ、そこにいんのわかってんぞ」
俺を片手で庇いながら腰から小さな刃物を出した樹さん
この人…ナイフも使えるんだ
なんて感心してると…
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
樹「……地割れ、…岩か」
大我「…ね、ねぇ…」
樹「…離すなよ。離したらふっとぶぞ」
ふっとぶ…！？！？
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ……ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!!
樹「………くっ…！！！」
大我「…っ…！！」
ものが倒れるような音
後ろを見れば北斗さんの刀や置いてある置物が落ちて割れてしまっていた。
樹「……やべぇ、これ、
おいクソ鬼…お前のせいで
また北斗に怒られるだろうがァァ！！！！」←
『……ヒッヒッヒッ』
樹「"炎"…！！」
『ひぃぃぃっ、…！！』
大我「……え、…」
弓を使わずともあっという間に燃え焦げた鬼。
北斗「なんだ出番はいらなかったか」
樹「おめーかよ！！コノヤロウ！」
北斗「仕返しだ仕返し」
樹「お前なぁ、俺下弦だったのに中弦ってずるくね」
北斗「さほど体力消費は変わらん。なんだ訓練不足か」
樹「ちっげーし！！！」
北斗「…それで？どうだ」
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15Mayuu(プロフ) - お話続けてくださりありがとうございます！ほくじゅりの幼少期のお話を読んでみたいです！また、樹君を庇って北斗君が怪我してしまったりと、、是非よろしくお願いします！ (2021年2月3日 22時) (
レス) id: ea80b7409d (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 1番が見てみたいです。すごく面白いのでこれからも続けてほしいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - この作品、すごく好きなので続けて頂きたいです (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
さな - いつも楽しみに見ています！私は、2番を見てみたいです！ (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - 作者さんが仰ってる５つのストーリーなら私は1番が好みです！もしよかったらまた書く機会があれば書いていただきたいです！ (2021年1月29日 23時) (レス) id: f8b4be04d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年1月21日 20時
