序章 ページ2
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樹「……鬼は確かに一般的な人間より強い。
種類はそれぞれ人間から鬼になったやつ、虫や、動物から鬼になったやつ、植物に鬼の血を含んで魂が宿ったやつ。中には人間より弱いやつだっている」
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北斗「……鬼は基本人間を下に見ている。せめてでも堂々としてろ。俺たちも最初は恐怖と戦っていた。」
樹「…それが仕事だから。」
大我「……！！そうだっ！父ちゃんと母ちゃん！
家にいるんだっ！助けに行かないと…！！」
北斗「…？家で襲われたのか！？」
大我「はい、母ちゃんと父ちゃんも鬼に…！」
樹「っ、！北斗…！！」
北斗「…わかっている」
2人は俺の言葉に驚いたようだ
被害者は俺だけだと思っていたみたい。
ﾋﾟｭｰｰと力強指笛を吹いた
大我「えっ…？」
上から降りてきたのは普通とは言い難い真っ黒な鷹
そして桃色の男の方からは獅子が現れた
大我「…なに、これ」
鷹も獅子も普通じゃない…
北斗「…樹、少年を頼んだ。
少年、樹を家まで案内しろ。俺は上から行く」
樹「任せろ。
悪いけど時間ないからはやく乗って案内して」
大我「は、はぁ、…うわぁ…！！」
樹さんは俺の事を片手で抱えて獅子に乗せて
凄いスピードで走った。
大我「…！！ここ！まっすぐ行ってください…森の中なのでまっすぐ行って畑が見えればそこを左です…」
樹「…あいよ。急げ、もっとはやくだ」
『ｶﾞｳｯ､…』
大我「…うわっ、」
樹「離すなよ、そいつの首輪を掴んで」
樹さんの前に座らされて
後ろから香る香水の香りが心地よくて
思わず緊張していた肩を落とした。
大我「あ、……ここです、っ、」
樹「うわ、ひっでぇな、これ」
北斗「…ここか、」
上から鷹と共に降りてきた北斗さん
凄い、本当に乗ってきたんだ…
北斗「……鬼…か」
樹「……規模がでけぇな、"陰"呼ぶか」
北斗「ああ、俺達だけじゃ、無理だな」
2人がこんなにも驚いてる理由。
家はもう、人が住んでいたとは思えないほど
屋根も壁もボロボロで、血液が飛び散っていた。
樹「…あ、もしもし？ジェス、すぐ来て
え、番地？あ、わっかんねーわ←
いやぁ、被害者が森まで逃げてみたいで、え？
『今北斗様と一緒なんですね！？』
うるさぁ、そうだよ、北斗〜ジェス。」
北斗「…やだ」
いや、でろよ←
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15Mayuu(プロフ) - お話続けてくださりありがとうございます！ほくじゅりの幼少期のお話を読んでみたいです！また、樹君を庇って北斗君が怪我してしまったりと、、是非よろしくお願いします！ (2021年2月3日 22時) (
レス) id: ea80b7409d (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 1番が見てみたいです。すごく面白いのでこれからも続けてほしいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - この作品、すごく好きなので続けて頂きたいです (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
さな - いつも楽しみに見ています！私は、2番を見てみたいです！ (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - 作者さんが仰ってる５つのストーリーなら私は1番が好みです！もしよかったらまた書く機会があれば書いていただきたいです！ (2021年1月29日 23時) (レス) id: f8b4be04d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年1月21日 20時
