第七章〜背中合わせ〜 ページ12
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北斗「……応援要求？」
目黒「はい、どうなさいますか？」
北斗「ん〜」
樹からの応援要求なんて滅多にない
何かあったのか心配をするけども
刀をしばらく握ってなかったそれが何より怖い
"ちゃんと食って復帰しろよ。"
ちゃんと、食べれてないな…
目黒「どうやら、樹様と大我さん…結構ピンチみたいですよ」
北斗「……俺、行ってもいいと思うか？」
目黒「行けない理由でも？」
北斗「守れない…かもしれない…」
目黒「ふふっ、弱気ですね」
北斗「うーん…」
向こうに行って俺に何ができるのだろうか
審査に落ちた俺が…2人を守ることができるのだろうか
御館様「北斗」
北斗「…！！御館様…！！」
御館様「……珍しいですね、行かないのですか？」
北斗「…目黒と同じこと言うのですね」
御館様「おっと、そうでしたか…
なら決心はできました？」
北斗「……え？」
御館様「貴方は大切なものを失いたくないのでしょう？」
北斗「…！！」
御館様「このままだと樹と君の教え子も危ないのでは？」
北斗「……っ、」
御館様「今、君たちが上手く言ってないのは知っていますよ審査に落ちてしまって、その上、騙されたと思い込んでるようですが」
北斗「……やめてくださいっ、」
御館様「……安心しなさい。君は強い。何をそんなに怯えているのですか？」
北斗「…」
御館様「自分の過去と自分自身と格闘するのはもう辞めなさい。君はひとりじゃない。そんな思い詰めて完璧でいる必要はないのです」
北斗「……俺、」
御館様「自分に正直になることです。
でないと君は壊れてしまう」
北斗「……」
御館様「目黒。彼を現場まで送りなさい。�眞蓮Ｅ瓩鮖�ってきなさい。鞘も忘れずに冷えたら大変です羽織も持っていくこと」
目黒「御意！！」
�眞蓮屐銚羂奸�」
北斗「御館様…！
俺は、間違っていませんか、？…」
御館様「私が言ったことが間違ってるとでも？」
北斗「いえ…」
御館様「私が貴方を正しい道へ導いてあげますよ」
御館様は綺麗な手でフワッと俺の事を撫でた。
その手はとても安心するもので
浄化されていくようだった
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沙羅(プロフ) - あさん» ありがとうございます！とても嬉しいです。樹くんと北斗くんの2人の性格の違い、弱さ、強さ…そこに注目して頂けたこと、そして【壱】で好きな場面があること…とても励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします！ (2021年2月4日 23時) (
レス) id: 8c91eea260 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 移行おめでとうございます。この設定の樹くん強さの中に弱さがあったりなどしてとても好きだったのでお話し続けてくださりとても嬉しかったです。憑依させる場面特に好きでした！これからも作者様のペースで更新して頂けたら嬉しいです。 (2021年2月4日 23時) (レス) id: 6f43ad3d50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年1月26日 23時
