第六章 ページ2
北斗
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北斗「……は？」
屋敷の主になろうと俺たちにも審査はある。
先日はその日だった。
御館様"である二宮和也氏"だけでなく
多くの人に認められなければいけない
お偉いさんが見ている重要審査だった。
体調が優れなく細かい内容は樹から聞いていた俺。
聞いていた情報は"東の森の1人の鬼"
けど実際はその鬼を倒した後、俺は違う鬼に後ろから襲われた。
簡単に言えば"騙された"
審査の時には会場内は必要以上の鬼、
そして試験者以外は入れないようになっているため
俺の事を襲える鬼は複数なはずがなかった。
刀を1度振れば俺の刀についている毒の効果はないに等しい。
2人目の鬼がでた。
毒の刀は剣先が細く、刀の形が独特
普通に考えて、首を切れる太さも力もこめられないもの
北斗「…っ！くそ…！！！」
いつもなら背中に2本目の刀を入れていた。
だが樹を信じた俺はそんな刀を持っていなかった。
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北斗「…監督。私が聞いた話は東の森で中弦上の鬼一体。との事でした。しかし私を襲ってきた鬼は複数いました。審査中は必要以上に鬼は入れないように取り締まっていたはず…どういうことが説明を」
試験監督「？松村剣士何を言ってるんだ？
私たちは元々今回の試験は複数鬼と予告したはずだが…君は説明会参加しなかったのか？」
そんなこと聞いていない＿＿＿
北斗「…！そんなはずはっ…！！！」
騙された＿＿＿＿＿
信じていた樹に嘘をつかれたのが何より苦しい
体調が優れず説明会に参加できなかった自分を恨むのは当然。
樹「…よっ…！北斗おつかれっ…！？」
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阿部「…！？北斗様！」
目黒「樹様！」
�眞蓮屐帖�北斗様おやめ下さい！！」
樹「おま、何すんだよ…！！」
大我「え？え？」
辞めろだの対立違反だの言ってる奴ら。
けど正直そんなのどうでもいい
なにより俺の怒りと絶望の矛先は
北斗「……どういうつもりだ」
相棒と誓った彼に向いていた。
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沙羅(プロフ) - あさん» ありがとうございます！とても嬉しいです。樹くんと北斗くんの2人の性格の違い、弱さ、強さ…そこに注目して頂けたこと、そして【壱】で好きな場面があること…とても励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします！ (2021年2月4日 23時) (
レス) id: 8c91eea260 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 移行おめでとうございます。この設定の樹くん強さの中に弱さがあったりなどしてとても好きだったのでお話し続けてくださりとても嬉しかったです。憑依させる場面特に好きでした！これからも作者様のペースで更新して頂けたら嬉しいです。 (2021年2月4日 23時) (レス) id: 6f43ad3d50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年1月26日 23時
