第六章 ページ4
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大我「…樹さん、心配してましたよ」
北斗「………」
大我「北斗さん、」
北斗「…お前は明日から彼奴と動け。」
大我「北斗さん…！！」
俺は北斗の声に思わず資料を握り潰して息を呑んだ。
大我「…樹さんは北斗さんと"相棒"そう�眞呂気鵑�言ってましたよ」
北斗「もう彼奴は相棒でもなんでもない。」
樹「……！！！」
�眞蓮屐勅�様？」
北斗「………正直、どうだっていい」
我慢の限界だった。
悲しかった、苦しかった、悔しかった。
絶望した。彼が俺をそんなふうに思ってたんだと
�眞蓮屬叩⊆採蕕靴泙后∨姪様諭�
その、…樹様、が…」
やばいと思ったのか�眞呂�先に部屋に入り
北斗に声をかけた。
樹「…おいっ、」
北斗「…」
大我「樹さん！？」
持っていた目黒から預かった資料はくしゃくしゃで
俺はそれをぶん投げた。
樹「今の、どういう事だよ…！！」
そんな勢いよくはいってきた俺に北斗は微動出せず
落ちた資料にゆっくりと近づいて、やがて拾い
�眞呂謀呂靴拭�
北斗「…書斎に置いといてくれ」
�眞蓮峺羂奸帖�
大我「…北斗さん、樹さん」
北斗「京本、黙れ。」
大我「…っ、」
北斗「…何の用だ。お前はここに来る必要はないだろ
ぶん投げた資料…目黒とジェシーに頼んだはずだが」
樹「んなことどうだっていいだろ。」
北斗「………」
北斗の黒い瞳が揺らいでいた。
俺はその瞳に吸い込まれるんじゃないか、そんな感じだ
樹「…こんな時でもなんも言わねぇのかよ…
お前はいつもそうだよな。大雑把で冷静かふりして…」
北斗「…！冷静なんかじゃ「だから…！」…」
樹「だから、違うのにそういうフリしてんだろ？」
北斗「……」
樹「…自分を偽ってる」
北斗「…っ、」
北斗がぐっと手に力を込めた。
わかってる。言ってはいけなかったことくらい
けど彼ともう1度正面から向き合いたかった。
北斗「…それはお前だろ」
樹「…！」
北斗「…もうやめよう
後で話そう。そっちに行くから」
樹「なんで？俺はここでいいけど？」
北斗「…」
樹「嗚呼、使用人やきょもに変に思われることが怖いのか？ほら、偽ってんじゃねぇかよ優しいふり冷静なふり大丈夫なふり」
北斗「やめてくれ」
そう細く震えた声が通った。
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沙羅(プロフ) - あさん» ありがとうございます！とても嬉しいです。樹くんと北斗くんの2人の性格の違い、弱さ、強さ…そこに注目して頂けたこと、そして【壱】で好きな場面があること…とても励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします！ (2021年2月4日 23時) (
レス) id: 8c91eea260 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 移行おめでとうございます。この設定の樹くん強さの中に弱さがあったりなどしてとても好きだったのでお話し続けてくださりとても嬉しかったです。憑依させる場面特に好きでした！これからも作者様のペースで更新して頂けたら嬉しいです。 (2021年2月4日 23時) (レス) id: 6f43ad3d50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年1月26日 23時
