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「…………」
大我「そんな警戒しないでよ笑
もうなにもしないよ」
「…なに」
大我「俺さ、大学に入ってあんま話さなかったけど
Aちゃんのことちゃんと好きだったよ」
「………」
大我「誰かを庇ったりする姿や、集中する姿
樹達と楽しそうにご飯食べる姿
バイトを頑張ってる姿、後輩に色々教えてるところとか」
「……うん」
大我「……浮気っていうか、ほんとに心の迷いだったんだ。ごめん」
「………あたしだから良かったけど、
他の子には…そんなことしちゃダメだよ」
大我「ははっ！わかってるし、
Aちゃんでもやっちゃダメだったよ笑」
「………まぁ、うん。」
大我「……北斗が探し回ってるから、
幸せになりなね、次こそ
大好きだったよ」
「……少しの間でも好きになってくれてありがと
でもあたしは
全てをめちゃくちゃにしたあんたの事は
大嫌い……」
大我「…！！そっ…か」
「…になりたかったけど、少しでも辛い時期に誰かが近くにいて欲しいとは思ってたから、ありがと」
大我「…ふふっ、じゃぁ、幸せになること」
「……うん」
樹「A〜喫煙室きてー煙草ちょーだい！」
大我「それと、吸いすぎて体悪くしないでね」
「…吸ってみる？笑」
大我「母親に怒られるから、遠慮しとく笑」
「……じゃ、松村来る前に２、３本吸うから」
大我「……ははっ！吸いすぎ、笑
ばいばい」
「うん、ありがと」
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年10月21日 17時
