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樹
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ジェシー「AHAHAHA！！DAHAHA！！」
樹「ふはっ！！ははっ！」
「……ねぇ、笑いすぎ、」
行きつけの飲み屋で3人で飲む俺ら。
話を聞いてみるとそれはまぁ、面白くて
ジェシー 「え〜奏さんがBoyfriendねぇ笑」
樹「やっべぇ、これは面白い」
「あたし本気で悩んでるんだけど、
あ、おじさーんハイボール！！」
樹「…は？え、なんで悩むんだよ」
「は？」
ジェシー「たしかにぃ、北斗のこと本気じゃないなら…好きじゃないなら悩まないよね前までの瀬崎なら」
「……まぁ、そうかもだけど
松村は…樹たちの友達じゃん」
樹「……俺らの関係は崩れることねぇんだよ
ていうか、北斗のこと好きじゃねぇなら悩むなよ」
「…悩むなって言われても」
樹「100%好きじゃないとは言いきれない
実は気になってる…とか」
ジェシー「まー俺は…大我の時みたいに
瀬崎が傷つかなければいいけど」
樹「………俺は…北斗と付き合わない方がいいと思うよ」
「いや勝手に話進んでるけど
付き合う気さらさらありませんからね？」
ジェシー「えぇ、〜あ、俺トイレ〜」
「いってら」
.
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「樹は、…なんで反対なの？」
樹「……好きな女信用できねーやつと付き合わせたくねぇよお前を」
「女好きの癖に良い奴だねぇ」
樹「うん、ぶっ飛ばすぞ？」
「すみませーん」
樹「…なぁ、
.
.
.
恋愛、もうしねーの？」
「んーー松村からは…なーんか大我と同じ感じするの」
樹「……なら、さ」
「なに、モゴモゴ言わないでよ」
樹「………お前、
俺の事、好きになれよ」
酒で火照っている彼女の美しい顔が
また赤くなったのを俺はまじかで感じた。
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作者名：沙羅
| 作成日時：2020年10月21日 17時
