異世界領域

こんな話でした(3) ページ15

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[PK学園にて]


キーンコーンカーンコーン


はぁぁ、もう高校２年生か…席前だし
私このまま普通の人生送っていくのかな
今からいきなりキャラ濃いクラスメイトに囲まれて、楽しく永遠に終わらない青春を謳歌出来たりしないかなぁ…ねえ神様お願い…！
なんちゃって


やれやれ
うちの天使は神すら支柱に収めているのか


「チーッス俺鳥束って言います、よろしくね」
「へっあ！うんッ、よよよよろしくね」

右から霊能力者の変態

「斉木さん、…じゃあ分かりづらいね」
「下の名前で呼んでも良いかな」←憑依中
「え！あ、えと、Aって…言います」

背後から襟足の残像を感じさせる元ヤン

「おいコラ鳥束、お前また妙な事企んでやがんじゃねぇんだろうな。「宜しくねAちゃん！」(よし、幽霊変わっていいぞー)…大丈夫だぜ「あそういえば今朝守護霊に聞いたんスけど」ソイツが手ぇ出してきたら「黒のパンツ履いてたってホントッスか！？」俺がぶち殺してやるからよ「だとしたら見かけによらず以外と」って話被せんなコラァ！！」

「つかどさくさに紛れて何言ってやがる！！」

ブチッ

「え、えぇ…窪谷須君…鳥束君…？」
「おい斉木…アッおっふ、え、えといや、今のは」

左斜め後ろに厨二病のチワワ
「楠雄の方の…で…あっ、分かりづらいかもだから」
「その………ぼ、僕も名前で呼んでもいい？」

「いいよ」
「あっでも私一応もう1個梦水って苗字あるんだ」
「えっ、？」
「なんか作者が苗字のつもりで折角しっくりくるのを考えられて気に入ってたのにより面白さを追求するあまりの突如斉木妹へジョブチェンジって事で苗字斉木じゃんって気付いて捨てきれなかった名前らしいよ、ってあれ、私何勝手に変なこと…」

時たま入るメタい発言も
このギャグアニメのお決まりだな
ん？アニメじゃない？何を言っているんだ、これは正真正銘アニメだ、そう、小説風アニメだ

やれやれ、長ゼリフだけで終わりそうな勢いだな
小説醍醐味のシチュエーション説明はどうした
このままだと本当に誰が何やってるか…いや
その心配はなさそうだ
何故なら君の脳内にはしっかりいつも通り斉木楠雄の日常が広がっているんだからな
当たり前だ、全世界の夢女子の想像力なめるなよ


というわけだ、各自各々アニメの声優と
照らし合わせて見ていって欲しい
あと今から降り注ぐ災難は実際君の身に起こった
紛れもない事実だからな、そう、事実だ

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