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もう一人の無惨襲来 ページ4

*


そう、これは無惨が小鈴の噂を耳にした時の話


それは小鈴という娘が木を素手で切り倒したり、野生のクマを飼い慣らしたりしていると明らかデマの様な話だった

しかし火の無い所に煙は立たない
様子見がてら行ってみると

「…あれが噂の娘か?」

林の奥に見えるは幼い子供

「キャハハ!アハハ!」

スズメバチと
七輪焼に使っていたトングでやり合っている


「…噂に聞いていた程では無いな」
一応肉親含め血を与えてみるか



その瞬間、七輪から娘の体に火が移る
母親は呑気に茶を飲んでいる


…は?

私の見間違いだろうか、瞬きをするも
「うわぁぁぁぁ!」
燃えている
母親よ。何を微笑ましく見届けているんだ
お前は親じゃないのか?
まさか殺そうと_____

「何これ面白〜い!」キャッキャ

何が起きている
あの娘は人間じゃないのか?
鬼にした記憶は無い
借りに鬼だとして、それを私が見逃すとでも?
紛れもない人間だ
何故燃えない?
何故恐怖しない?
どういう
「あ!クマの王だ!絶対そうだ!!」
「圧力すっごい!今夜もクマ鍋だぁー!」
ブンッ
「は」
ザクッ
まだ近付いてすら居なかった
相当距離があった筈だ
何が起こった!?
腹部には斧が刺さっていた
「あらあら、あれはクマじゃなくて鬼よ?」
狂ってる
何故鬼と分かった
意味が分からない


ジュウゥゥ

湯気、何かがおかしい
焼けている?何故再生しない
瞬時に死の危険を感じた私は、即座に撤退した

クソ!斧は抜いた筈だ!!
いつまで


それから一ヶ月ほど焼けるような傷は
残っていた

あの娘は必ず鬼にする
可能性がある、日光を克服する可能性が


だがむやみやたらに近づけば死ぬ
弱点を探る。それまでは…









「やはり!帝羅明小鈴は日光を克服したか!!でかしたぞ猗窩座!!」

「…はい」

「あっれ〜?折角無惨様に褒められてるんだから、もっと喜んだらいいのにー!」

ビキッ
「五月蝿い、耳障りだ」

童磨は大勢から嫌われている
勿論私も嫌いだ

「血をふんだんに分けてやる」
…猗窩座は女を殺さないし喰わない
こいつは後々使いづらくなりそうだ
だがもう必要ない




あの娘さえ手に入れれば…!!
「これでようやく!!」

山育ちの天ぷら娘→←動揺を隠せない煉獄



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華まる(プロフ) - 面白いです!鬼滅、いいです!応援してます! (2021年10月21日 15時) (レス) @page2 id: 63f94fe703 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:肩書きの作者 | 作成日時:2021年7月9日 9時

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