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動揺を隠せない煉獄 ページ3

*


お母さんとお父さん、
天国で安らかに


「…両親が亡くなって、心苦しいと思う。君の幼さには、余りにも辛い現実だ」
きゃー!イケメンにハグされてる!!確かハグは、好きな人にするんだよね
死んだ親が言ってた!
「凄い!炎なのにさわっても火傷しない!!」
「…大丈夫か?」
「なにが?」キャッキャ



親の死体を前に、無邪気に話す少女の様子は
誰がどう見ても異常だった


…ショックで……?

スン


「!?」バッ

違う、鬼だ





鬼の気配がする。この子から
人間と混じっている、どういうことだ

「どうし_____わ!」ぐい

父親を殺して喰った形跡はない
先刻その鬼は倒した
なら鬼にされた!?
スー、スー

「えっ…!」
だが!ならば何故俺を喰おうとしない!?
鬼にされた直後は、極度の飢餓状態になる筈
元から鬼だった!?
「ちょ、ちょっと」
分からない
どういう事だ


目の前の少女からは、確かに鬼の気配がした
匂いも移ったものではない
それは、彼女自身が鬼だと証明していた



それなら何故__________









ホー。ホー。

「れ、煉獄さん…?」かぁぁぁぁ
「あっ!…す、すまない!!」パッ

何故、もう日が昇っている


「もう少しぎゅうして下さい!」
「構わないが…」
_____

「えへへ…あったかい!」ぬくぬく

猗窩座はなんだか会社がブラックそうなので、
こっちの生涯年収高そうなやる気に満ち溢れた煉獄さんに嫁ぐことに決めた
それでも心の奥に、少し残った




「煉獄さん」
「結婚を前提に、お付き合いして下さい!」
「む!?…ハハハ、」
「たった今出会ったばかりなのに、大胆だな!有り難いお誘いだが、それは叶えかねる!」
ポンポンと頭を撫でられる
気持ちいい!
「この仕事柄、いつ死ぬかわからないんだ」
「君を一人にしてしまう」
OKとのこと



_________

人は殺していない
日光でも生きている

帝羅明少女を、次の中合会議で
お館様の元へ連れて行こう



それまでは、この子を預かる事にした


ただ、帝羅明少女は紛れもない鬼だ
……八重歯も生えている
そして決定的な証言
「鬼に?はい!スカウトされました!!」
キョトンとしている
どうやら両親は、
それぞれ別の鬼に殺されていたようだ
「どんな姿だった?」
「んー…えっと、肌が青色っぽくて、体に線が入ってて…猗窩座って言う人です!」



「そうか」

必ず、仇を討ってやる

「あ!あと目に文字が書いてあった!」
「上弦の参って」

「え?」

もう一人の無惨襲来→←反響する音



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華まる(プロフ) - 面白いです!鬼滅、いいです!応援してます! (2021年10月21日 15時) (レス) @page2 id: 63f94fe703 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:肩書きの作者 | 作成日時:2021年7月9日 9時

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