天真爛漫な少女 ページ1
*
人だったようだ
当たった
「お前が帝羅明小鈴か」
「はい!」
猗窩座と名乗った鬼はお腹に貫通していた斧を抜くと、嫌嫌私を鬼に勧誘しに来た
鬼の事は、よく山に来ていたので知っている
レディーファーストな所と、
顔が凄くかっこよかったのですぐOKした
けど、それでもしばらく悩んでて
無惨がなんかって言ってた
「何故俺なんだ」
女は殺さないらしい
本当に嫌そうだった
でもなんかぶつくさ言ってたら、突然細胞がけいれんして血を吹き出したので流石に焦った
「無理にとは言わない。嫌なら諦めよう。」
なんだか今にも死んでしまいそうだったので、どうにか鬼になる意をつたえた
誰かの為に何かをしたのは初めてだった
少し、不思議な感覚にとまどう
腕を切ってしたたる血を飲まされる
溶かしたスプーンを飲んでる様で、
生ぬるいし不味いし気持ち悪かったけど
これで鬼になったのかな?
「ちゃんと日陰に行くんだぞ」
そう言い残して去っていった
「………日陰?なんで?」
でも、心配して優しく
微笑みかける猗窩座の姿に
本当に人が好きなんだなぁって思わされた
次は家が火事になった
火の擬人化はかっこいい刀を持っていた
「君!怪我は無いか!?」
これまた凄くタイプだった
一目惚れした
父親は残念ながらさっきのイケメンさんの魔法で虫の息だったので、担いできた
さらに違う鬼に母を惨殺されてたようで、
私は一人ぼっちになったそうだ
かわいそうに
閻魔「え〜、Aちゃんの次の転生は」
「鬼滅の刃っと」
「君、記憶は?」
「抹消して頂けると幸いです」
「それじゃあ君の意思が無くなって、実質別人になるけどオケ?」
「あ、いや、なんというか、何者にも囚われずにありのままの私で生きたいんです」
「そうかーなる程ね」
ポン
「オッケー!いってよ〜し」
これが転生時に付けられた新しい名だ
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華まる(プロフ) - 面白いです!鬼滅、いいです!応援してます! (2021年10月21日 15時) (レス) @page2 id: 63f94fe703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:肩書きの作者 | 作成日時:2021年7月9日 9時