暴言十七 ページ20
たくさんのコメント本当にありがとうございます!
全て有難く読ませていただいています、諸事情によりレスはもう暫くお待ちください!
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『ふんふふ〜ん、わったし〜は〜聞き流せ〜るレっディ〜♪♪』
曲ダサイって?そんなこと言う子はおやつ抜きですわよっ!!
現在地、喫茶猫又。
鼻歌(というか普通に歌)を歌いながらテーブルの準備をしていく。昼時は客が増えるからな、多少机も増やします。
ちなみにあのあとみっちーは、態々猫又の前まで送ってきてくれた。
『忙しいでしょ?あとは帰れるよ』
って云ったら
「ここまで見送っといて、帰りに事故かなんかに巻き込まれたら胸糞悪ィだろ」
って笑顔で云われた。告白した。みっちーの返答は
「お前には中也さんがいるだろーが!」
だったから来世はワンチャンあると思ってる。
中也に惚れる前にみっちーに会おう、頑張れ来世の私。
ちなみに帰ってこれたのは割と(午後の)開店時間ギリギリでした。仕方ないのでお昼代わりに適当にパンを口に放り込む。
『まあ今回は私が悪いんだけどね〜っと、いらっしゃいませー!』
早速ベルが鳴り、入店してきたのは老紳士風の、綺麗な背広を着た叔父様。私こういうジェントルマン好きよ。
『どうぞ、お好きな席に』
「あぁ、ありがとう」
ジェントルマンだーーーー!!!!なんだあの微笑みは!!!英国紳士だ!!!
英国紳士さん(命名)は、個人的に最もお気に入りの古書を集めた棚の一番近くに座り、本を物色し始めた。
注文はまだかかりそうだったからとりあえずお冷だけ出し、カウンターで珈琲をブレンドする。(私が飲む)
珈琲の濃厚な匂いが立ち込めた頃、英国紳士さんが私を呼んだ。
『ご注文、お決まりでしょうか?』
「そうだね、エスプレッソ1つ。ミルクや砂糖は要らないよ」
『畏まりました』
「それと、ひとつ聞いてもいいかい?
此処にある古書はすべて君が選んだものかな?」
『はい、私が出会った古書の中でも特に気に入ったものをお譲り頂き、
こちらに並べております』
「そうかい、貴女はなかなか良い目を持っているようだ
珈琲、期待しているよ」
『ご期待以上のものをご用意します』
私がそう云うと満足気に微笑んだ英国紳士さんは、再び古書に目を移した。
…エスプレッソか……若干難易度高いなぁ
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ライム - もう更新はしないんですか?すごく面白いのでできれば完結まで進めてほしいのですが、 (2023年3月5日 5時) (レス) @page32 id: e7904a37c4 (このIDを非表示/違反報告)
眠夢_(プロフ) - なるほどぉ… 神ですか?あっ、ほんほん。だと思いましたよっ!これからも応援してますので、頑張ってくださいっ!!あれ、誰と話してるんだろuu((( (2021年3月21日 3時) (レス) id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)
akane_朱音 - ごちうさネタで戸惑う敦君可愛い (2019年10月17日 12時) (レス) id: 54998763e1 (このIDを非表示/違反報告)
鏡の国のアリス - あと何分…?!お、終わり?!あ、あの、無理せず頑張って生きてください!ずっと待ってます…! (2019年8月30日 14時) (レス) id: 19bb89c399 (このIDを非表示/違反報告)
福永陽太(プロフ) - 面白いと思います!・・・ご注文はうさぎですか?知ってるんですね (2018年9月23日 9時) (レス) id: 044a8ccaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蟻 | 作成日時:2017年10月10日 21時