風邪 2 ページ3
○
樹「はい、ご飯。
食べないと腐るから早く食べろよ」
樹が持ってきたトレイの上には、ほかほかと湯気の立つ白くないお粥。
『藤原が作ったんか、これ。』
樹「なに、文句ある?」
やらせてしまったのか、、、
はたまたやりたいといったのかどっちなのかわからないけど、樹は死ぬほど料理が下手。
よく今まで生きてきたなレベル。
樹「食べさせてあげる。」
『いやっ、自分でっ、』
というまえにもう樹は、スプーンを持って構えていた。
樹「ほらあーん、」
はあ、と1つため息をついて、口を開ける。
『んむっ、』
樹「どう?美味しい?美味しい?」
目をキラキラさせて言ってくる姿に、もう何も言えなくなってしまう。
本当は、吐き出したいほど美味しくない。
『う、うん!!めっちゃ美味しい!!
けど、量多いかな…
自分で食べるよ!!』
ほぼ無理にスプーンを奪った。
樹「じゃ、食べててよ。」
『うん、ありがとう。』
パタンとドアが閉まったあと、樹がパタパタどこかへ行く音が聞こえた。
パパ
古川いっちゃんぬに内緒でなんか作って持ってきてほしいです
樹の愛情はこもってるけど、すごい美味しくないお粥より、愛情は一気に比べたら少ないけど、すごい美味しい何かのほうが断然いい。
パパ頼む!
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美紀 - 完結おめでとうです最高でした (2020年4月29日 13時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
百(プロフ) - ちさドン♪さん» いえいえ、こちらこそ!!遅くなってしまって、すいませんでした。次にリクエストをいただいた際はしっかりすぐに更新できるよう頑張ります! (2020年2月12日 6時) (レス) id: 14df90127a (このIDを非表示/違反報告)
ちさドン♪(プロフ) - リクエストありがとうございました!リクエストお願いするかも知れませんがその時はよろしくお願いします。 (2020年2月11日 23時) (レス) id: 5ded7fc983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時:2020年2月8日 9時