でかいし小さい 2 ページ7
○彰吾Side
『樹のバカ!!』
Aでも、あんなに樹に対して怒るんだなって、まずあんなに大きい声出るんだなって初めて思わされた瞬間だった。
『彰吾さん!!履き替えましたよ!!』
笑顔でダンスシューズを見せてきた。
そのダンスシューズはお世辞にもきれいとは言えないような靴だった。
彰吾「大分ぼろぼろじゃの。
新しいやつ買うたろか?」
『ほんとですか!!彰吾さん、センスいいからなあ。』
よくよく考えると、今のダンスシューズも去年俺が買ってあげた気がする。
すごく大事にしてくれてるんだなと思うと、やっぱり嬉しくなる。
『何踊ります?』
彰吾「とりあえず、TYFいっとくか。」
『はい!!』
笑顔で音響器具に手をかけて、1分ぐらいしたら、曲が流れ始める。
Aのダンスは、繊細で、手を加えればその繊細さがなくなる。
男性から出る迫力はそれほどないけど、迫力を繊細さで補ってる感じがして、すごく綺麗。
『やっぱTYFもフルで踊ると疲れますね。笑』
Aが男性の中でいられる理由って、化け物並みの体力だと思う。
彰吾「疲れるなあ」
『ほんとに思ってますー?』
思っとるよなんて言えば、んふふとか言ってまた音響器具を触りに行ってた。
Aの隣におるのは、樹やのになあ。
こんな気持ち産まれて初めて。
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美紀 - 完結おめでとうです最高でした (2020年4月29日 13時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
百(プロフ) - ちさドン♪さん» いえいえ、こちらこそ!!遅くなってしまって、すいませんでした。次にリクエストをいただいた際はしっかりすぐに更新できるよう頑張ります! (2020年2月12日 6時) (レス) id: 14df90127a (このIDを非表示/違反報告)
ちさドン♪(プロフ) - リクエストありがとうございました!リクエストお願いするかも知れませんがその時はよろしくお願いします。 (2020年2月11日 23時) (レス) id: 5ded7fc983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna
作成日時:2020年2月8日 9時