第八話 ページ8
私「連れてってもいいけど、どうやって行くのよ?」
萩「んー、一番手っ取り早いのは物に憑くことかな?」
私「物に…憑く??」
萩「そ。いつも肌身離さず持ち歩いてる物…例えば、その腕時計に俺が憑依したら、いつでも俺と一緒ってわけ。それに、これだと霊感がある人にも気づかれないしノーリスク。」
私「でも腕時計は四六時中つけてるわけじゃないし…あ、スマホとかはどう?」
萩「あったま良い!よし、じゃあ早速移っちゃうね?」
私「え!待って、どうやって…うぇっ?!」
私が言葉を言い切る前に、彼はいきなり視界から消えた。
とりあえず手に持っているスマホに目を落とす。見た目は特段変わってるところはない。
数秒後、ピコンと通知音が響いた。ショートメッセージが私宛てに来ている。
メッセージには、「メモアプリ開いて!!」
とのこと。
言われるがままにメモアプリを開くと、一番上に
「外での連絡手段はここで!いつでも話し相手になってやるからな〜(笑)」
と書かれていた。
今ドキの幽霊ってハッキングも出来るんだ〜(小並感)
どうも、主です。
前回の次回予告が見事に外れました!ご期待を裏切り申し訳ございません。
次こそは二人一緒に会社行くんで!
二人で仕事場に行くのって、これも「同伴」っていうんですかね?
なんかキャバ嬢みたいでやだな…ww
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作者名:ミジンコ | 作成日時:2022年6月16日 21時