【名探偵コナン】死んでる推しに恋してるので降霊術を試した次第です。【萩原研二】【警学組】 (ページ16)

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第十六話ページ16

愛莉に彼らの存在がバレて3日が経った。
あれはホントびっくりした…
確かに、前一緒に心霊スポット行ったらぶっ倒れたなんて事あったな…やはり霊感があったか。

仕事から帰宅し一息ついていた時…。

萩「あら？おーいAちゃーん、なんかスマホ鳴ってるよー？」

私「え？誰かしら…あらやだ母さんだ！」

小走りで部屋に駆け込み、赤い通話ボタンを押す。

母「もしもしー？元気してます？」

私「おー元気元気ー。」

母「アンタったら、こっちが電話しないと連絡の一つも寄越さないんだから…。暇な時でいいから、たまにはそっちから電話しなさい。」

私「へいへい。んで？ご用はなんでしょ。」

母「あぁ、そうそう。アンタにねー、縁談が来てるんだけど。」

私「え、縁談…？！私に？！？！」

母「うん。まだちゃんと話はまとまってないんだけどね、ほら、ウチの近所に床屋さんあったでしょ。あそこの一人息子との縁談。」

私「そんな事急に言われても困るよー…別に今は結婚とかしたくないの！」

母「アンタもういい歳でしょ？そろそろそういうの考えとかないと。父さんもばーちゃんも、アンタが孫を見せにくるのはまだか〜って楽しみにしてるのよ？」

私「相手もいないのに勝手に…とにかく、今回はご縁がなかったという事で！」

母「え〜いい人そうなのに…せめて保留にしとかない？」

私「もうお好きにどうぞ！！」

どうして私の周りは、私を結婚させたがるんだろう。

今のままで充分幸せだっつーのに。