大丈夫か?!全日本男子バレー！2

石川 祐希 胃腸炎 ページ7

夏side






ギュッ、、、






夜中、全身がなにかに包まれた、、、








ん？なになに?!







めっちゃ温かいから

また寝ちゃいそうなんだけど、、、









「ん、、、祐希？








どうし、、、た







っどうしたの?!」








目を開けると、祐希の辛そうな顔が目の前にあった








なにか痛みに耐えてる、、、









多分、痛くてしょうがなくて



私に抱きついたんだろうな、、、









『おな、、、かっ、、、









いた、いっ、、、』





そう言ってくる祐希の目には




涙が溜まってる、、、








「え、、、！




大丈夫？







トイレ、、、行く？」









出してスッキリした方がいいと思って






聞いたけど、、、









『やだ、、、





多分、、、出ない、、、』








「出ない、、、か、、、、








ん〜、、、じゃあお腹温めよ!!!






湯たんぽ持ってくるね！ちょっとまってて！」









そう声をかけて、急いで湯たんぽを取りに行って





準備をした。





祐希の所に戻ると、体育座りをして膝に顔を埋めていた。









「祐希〜？





これお腹に当ててみて〜」







湯たんぽを渡して背中をさすると、








祐希の大きな背中は熱をもっていた、、、








「熱あるじゃん！



冷えピタ貼ろ？」









『(コクコク)』




おでこに冷えピタを貼ってあげた。







少しすると、祐希が私の服をギュッと握ってきた。









「ん〜？




祐希どうしたの？」







『きもち、わる、、、い





げぇ、、、しそう、(泣)』






あ〜、、、吐き気までしてきちゃったか、、、









「よし、、いいよ





スッキリするまで出しちゃいな！」






袋を口元まで持っていくと、すぐ戻し始めた。







『げぇ、、、オエッ、、エッ、





ゲェェ、、、ケホッケホッ、、、』








「大丈夫、大丈夫、、、



すぐ良くなるよ」







辛いだろうから優しく声をかけてあげる。








『夏、、、



気持ち悪いよぉ(泣) オエッ、、、






もう、、、出ない、、、』

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