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それから、2人の家の近くにあった公園のブランコに揺られながら話すことに。
日は暮れて、公園にある街灯だけが2人を照らす。
「どう言った流れでアイドルなったの？」
単純な疑問だった。
あのころのほくはどちらかというと、大人数も得意じゃない、人見知りって感じで、人前に出るなんて考えられなかった。
『……小学生高学年の頃にさ、見たドラマで芸能界に憧れて。
自分もこうなりたいって思った。
それから何度か事務所に履歴書送って。
、、、でも、なかなか連絡は来なくて。』
「うん、、、。」
『それで、これでもう最後にしよう、と思って送った履歴書が通って。
……念願だった。
そっからオーディション受けて、、、事務所に入ったんだ。
もちろん、入ってからの方が大変だったんだけど。』
そう話すほくの視線はどこか遠くを見ているよう。
今はその大変だったことは聞かなくてもいいかなと思うくらい、
多分、綺麗事では済まない、色んな思いをしてきたんだろう。
「ずっと努力してきてそれが結果になって、もうすぐデビューできる。
凄いことだよ、
私じゃ耐えられなかったかも。」
『照れ臭いなぁ。でも実はね、
…さくがどこかで見てくれているかもしれない、
って思って頑張れていた部分もある、、かな、、。』
多分照れ隠しで頭をポリポリと掻きながら話すほくと目が合っちゃって、
でもすぐに目を逸らされちゃった。
『あーー、
なんか俺ばっか話して恥ずかしいよ。
ねえ、さくの話も聞きたい。
向こうでの生活とかさ。』
なんだか顔を赤くして伏し目がちに話しながら私へ話題を振る。
仕方ないな、と思いながら、私は慎重に自分の話を語り始めた。
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もっちもちさくら(プロフ) - 優希さん» コメントありがとうございます！模索していた作品ですが楽しんでいただけて幸せです😭まだ色々と書きたいこともあるので、是非とも番外編を楽しみにしていただければと思います！！ (2022年7月21日 17時) (
レス) id: 4baa1664b1 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 完結おめでとうございます！好きな作品だったので終わってしまうのが凄く寂しいです😢また番外編等でお会いできたら嬉しいです🥺 (2022年7月21日 17時) (レス) @page50 id: e49244e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちもちさくら | 作成日時：2021年10月9日 11時
