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それからは急いでおじいちゃん家に戻って、
玄関を開ければ、仁王立ちでたっているひなちゃん。
ごめんね、と顔の前で手を合わせて謝り、
その後はおばちゃんにもう寝なさい！と怒られるまで一緒に遊び尽くした。
・
『そういえば、散歩どこまで行ってたの？』
ひなちゃんが遊び疲れて眠った後に、ゆっくりおばちゃんとおじいちゃんと3人で話をした。
「そういえばね、ほくに会ったの。」
『ほく？誰のことかね？』
「幼稚園の時からずっと一緒にいた男の子、松村北斗。」
その名前を聞いた瞬間、あー！と2人とも驚いた表情になる。
『あの、松村さんちの坊ちゃんか、来てたのか。』
「たまたま仕事でこっちに用事があったみたいでね、偶然会ってずっと話してたの。びっくりしちゃった！」
それは良かったねえ、と喜んで聞いてくれている2人にボソッと零した。
「ほくね、今アイドルしてるんだって。」
すると、2人は気が抜けたような顔をしだして、いきなりおばちゃんが口を開いた。
『そんなのみんな知ってるわよ！
ここら辺では有名なんだから〜』
え、、、私以外知ってたの？
私だけ知らなかった？？
この辺のみんな誇りだ、って言ってるのよー、
と言いながらおばちゃんが急に立ち上がり、
広間の奥にある戸棚からゴソゴソと何かを取りだし、戻ってきた。
ほら、今までのドラマも取ってるんだから！と
＜北斗くんドラマ＞とか書いてあるダビングしたDVDディスクを見せてきた。
ほく、ドラマとかも出てたんだ。
なんにも知らなかった。
なんでも知ってると思ってたのに、
私だけが知らなかった。
その現実を改めて突きつけられた。
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もっちもちさくら(プロフ) - 優希さん» コメントありがとうございます！模索していた作品ですが楽しんでいただけて幸せです😭まだ色々と書きたいこともあるので、是非とも番外編を楽しみにしていただければと思います！！ (2022年7月21日 17時) (
レス) id: 4baa1664b1 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 完結おめでとうございます！好きな作品だったので終わってしまうのが凄く寂しいです😢また番外編等でお会いできたら嬉しいです🥺 (2022年7月21日 17時) (レス) @page50 id: e49244e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちもちさくら | 作成日時：2021年10月9日 11時
