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#37 ページ40

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(渡辺 side)




楽屋に入ってきたAは

一段とすっぴんだったけど

それより泣き腫らした目が特に気になった



一瞬目が合った気がしたが

すぐに逸らされてしまった




いつも通り奥のソファに座り

携帯をしながら照やふっかと話している



宮舘「見すぎじゃない」


「え、そんな見てた…?」


宮舘「無意識?」




クスクスと笑う涼太を軽く睨む




優子「そろそろ時間よ」


宮舘「あれ、今日優子さんの日なんだ」


「…まじか……」



後ろから肩を叩かれる



優子「なんでAあんなやつれてるの?」


「…知らないけど」


優子「じゃあリハ倒れないようにだけ見といてね」




何だか全てを見透かされたような目に

思わず身震いした

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作者名: | 作成日時:2020年1月14日 18時

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