トンちゃんとユンちゃん (ページ25)

今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:67,846 hit

--- ページ25

YG side

最近トンと今までみたいに話せなくなっていた
最後にちゃんと目見て話したのってあの日が最後か

あのビュッフェから
ただ俺自身がビビってるだけ

ふとした時に思い出す
ジョングクとトンの笑いあったシーン

俺だっさ……

隣の家に行けばトンに会えるけど
今のダサい俺なんて見られたくない

退屈な休日だ

テヒョンでも誘って買い物付き合わせるかと
スマホを手にした時

タイミングよくナムジュンから着信

「なんだ…NM「ユンギヒョン！Aヌナが！！！」」

珍しく切羽詰まった声のナムジュンに
少し焦る

「落ち着け…トンに何があったんだよ」

NM「さっき中学の時のアイツらが俺とヌナの前に現れて」

「チッ…あのくそ女共…それで？」

NM「…ヌナの中学時代の写メを拡散された」

頭の中の何かが切れた音がした

「で、トンは今何してるの？」

NM「パニック起こしちゃって走ってどこかに行っちゃった…どこ探しても見つからない…どうしようヒョン俺」

「場所なら大体検討着く。安心しろ俺がトンのところ行く。トンが家に帰ってきたら普通に接してやって」

NM「ユンギヒョン、Aヌナを頼みます」

「おう」

急いで準備してエレベーターで1階に降りる

俺、さっきまでなにビビってたんだろ
トンの場所が分かるのも
トンの好きな物も知り尽くしてるのは俺じゃん

馬鹿だな俺

今ならちゃんとトンと目合わせてちゃんと話せる

BTSの敷地内にあるベンチに
トンは予想通り座ってた

you「もうやだよ…」

トンの涙を見るのは中学ぶり

そうとうメンタルに来てるな

「トン」

you「ユンちゃん…」

「約束破るのか？」

you「破ってない…だって今ここにユンちゃんいるもん」

「覚えてるならいい」

"約束しろ泣きたい時泣きそうな時は俺を呼べ"

you"うん、約束"

you「ナムジュンに迷惑かけちゃった…」

「アイツには俺が言ってある。心配すんな」

you「ありがとう…私がここにいるってよく分かったね…」

「あの時もここだったからなんとなく…」

ここは弟達もジニヒョンも知らない

トンの隠れ場所

you「自然と足がここに動いてた……あのね……」

「トン、ラーメン行くぞ」

you「え？」

「ほら行くぞ」

トンの手を握ると手がまだ震えてた

まじであのクソ共許さねえ

ジニヒョンナムジュ二から聞いた。ユンギ頼んだよ