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you side
ナムジュンは姉弟で1番賢くて
優しくて
頼りになる弟(物壊す以外)
そしてカフェ巡りによく誘ってくれる
NM「ヌナとお茶する時間が俺の唯一の癒しだな」
笑窪を浮かべて話す彼はきっと
学校で相応モテるはず
彼女の1人や2人いてもおかしくないのに
貴重な休みを私との時間に当ててくれる
なんていい弟なんだああああ
「確かにみんな揃うとうるさいもんね^^」
NM「みんなといる時間も好きだけどこうしてのんびりするのが俺の性格にはぴったりかも」
「彼女出来てもヌナとたまにはお茶してね?」
NM「ヌナ離れできないからそんな心配しなくても大丈夫だよ」
可愛い
可愛すぎる弟に珈琲と一緒に買ったドーナツを分けると嬉しそうに笑窪浮かべた
?「A〜!久しぶり〜!」
?「相変わらず沢山食べてるねw」
顔も見なくてもわかる
もう聞くことはないと思っていた声を聞いて
手が震える
「スア……ミラン……」
SA「スアさんでしょ?笑」
「……」
MR「せっかく会ったんだしまた仲良くしよ♡」
怖くて何も返せない
NM「あのすいません」
SA「弟君さしぶり♡」
ナムジュンが私の前に立って視界を塞いでくれた
NM「うちのヌナにスアとミランっていうお名前の方がお友達ということは存じ上げませんが」
MR「は?笑 うちらが仲良しって中学で有名だったじゃーん^^」
「ナムジュナ……」
彼はキレるとめちゃくちゃ丁寧語になるのがサイン
NM「僕が存じ上げているのは、身の程も知らずにヌナに陰湿なイジメを行っていたスアさんとミランさんです^^なので5秒以内にヌナの前から消えて頂いても宜しいでしょうか?」
SA「相変わらずシスコンなんだね〜w」
NM「はい^^ 僕達兄弟はAヌナ大好きですから」
泣きそう
MR「あー!いっけない!間違えて押しちゃったw」
ニヤニヤしてスマホを私に見せてくる彼女
「……ッ!!!」
NM「5秒以内と言いましたよね」
SA「5秒以内に拡散させて頂きました♡」
インフルエンサーでもあるミランのSNSに
過去の醜い姿を投稿した画面だった
NM「ヌナッ!!!待って!!」
ナムジュンには申し訳ないけど
この空間に居たくなくて
もう過去の事として終わらせた事を
掘り返されて怖くなって逃げ出してしまった
走って走って走って
ただひたすら走って逃げた
家にも帰りたくなくて
BTSの敷地内にあるベンチに腰掛けた
「もうやだよ……」
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作者名:sivan | 作成日時:2021年5月18日 17時