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照 side
Aが料理してる姿が新鮮で、それにかなり愛おしくて
向かい側から見ていたら集中できないからって追い出された。
Aの決して上手ではない鼻歌と料理をする生活音をBGMにトレーニングしていたら
急に静かになったから何かしてるんだろうと思っていたら
突然、仕事が入ったから帰るって……
そのままで聞いてくれと言ったけど、無理。
リビングのテーブルからバッグを取り帰ろうとするAの手を掴んだ。
仕事の時の敬語はちゃんと理解してるから何にも思わないけど、プライベートで今、敬語で話されるのは苦しい。
さっきまであんなに楽しく会話したりしてたのに
急に仕事って言い出したり、敬語に戻ってたり
何かあったはず……。
車で送りながら話聞きこうと思ったのにそれすら拒否される。
「A、俺なんかした？」
首を横に振るだけ。
「言ってくんないと分からないよ」
prrrrrrr
you「もっちゃんのお迎え来たから帰ります…」
Aは電話には出ず、そのままスマホをバッグに戻した
「嘘つき。行かせない」
一瞬見えた"翔太"という文字。
you「離してください！」
無理、離したら帰るでしょ？
翔太のところに行くんでしよ？
考えただけで嫉妬で頭がおかしくなりそう。
「離したらAは帰るでしょ？それに…もう俺に会ってくれないでしょ」
身動き取れないほど抱きしめてるのに
それでも抵抗して離れようとするA。
「A、お願い何があったか教えて」
you「……嫌です」
「じゃ離さない」
you「はあ……分かりました。ちょっと待ってくださいね」
抵抗するのを辞めて、いつもより声のトーンが落ちた。
気のせいか体温が下がってるように感じた。
これって……。
「A、待って。離すから。落ち着こう」
やっぱり…。
もう二度とプライベートでさせないって誓ったのに
また俺はAをヴィランにさせるところだった。
危なかった…。
you「照さんといると苦しいです…。
訳が分からない感情に支配される。
もうこれ以上私を乱さないでください」
「苦しめてごめん…でもなんで急にそう思ったの？」
you「もう会わないから知らなくていいですよ…」
「なにそれ…」
you「もう行きます…」
「待ってよ、A！」
you「さようなら」
いつもみたいに"またね"とか"バイバイ"じゃなかった。
足が動かなくなった。
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sivan(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！渡辺氏にもハッピーになる日がくるはずです^^いつもありがとうございます！！ (1月14日 0時) (
レス) @page14 id: 642391b229 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 移行後も渡辺くん苦しいです🥺🥺どうしても渡辺くん側の気持ち考えちゃいます😭 (1月13日 21時) (レス) @page11 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sivan
| 作成日時：2024年1月10日 17時
