紡ぎ直す糸 ※ ページ3
you side
(※がついてる時はそういうシーンを彷彿させる言葉が若干ありますので苦手な人は飛ばしてください)
照「……大丈夫？」
って心配されるくらい今疲れてるのは事実。
「映画撮影の後だったからちょっと疲れてるだけだよ。心配かけてごめん」
照「元気の出るものでも食べに行く？」
「今日はいいや。早く帰って寝るよ^^」
照「分かった。ちゃんとゆっくりしてね」
家に帰り着いて、冷蔵庫に直行する。
缶ビールを開けて一気に流し込む。
「……はあ」
ピンポーーン
滅多に鳴らないインターホンが珍しく鳴る
誰が来たなんて分かる。
1人しかいない。
合鍵持ってるくせに
エントランスは普通に抜けて来たくせに
ガチャ
「んッ……健……んッ人」
玄関を開けた瞬間勢いよく唇を塞ぎ
さっきまでの距離を埋めるように密着し合う。
健「…もっと口開けて…うん、上手」
口紅を健人に移してしまう程のキスに溺れそうになる。
いつもこんなことしてる訳じゃない。
恋愛関係を解消してから
滅多に共演なんてしないのに稀に共演して
お互いを守るために壁を作り合う時だけは
お互いのメンタルが壊れかけてしまうから
完全に壊れてしまわないように
本当は繋がってるって実感する為に
お互いの存在を確かめ合うように身体を重ねてきた。
どこにそんな筋肉あるの？って聞きたいくらい
簡単に持ち上げてベッドに連れていかれる。
お互いの次の動きが分かるからスムーズに進む。
会話なんていらない。
「…………んッ……はぁ……」
健「……」
お互いの荒い呼吸音と肌がぶつかり合う音だけが
響き渡る寝室。
私の身体は健人しか知らない。
全ての初めてが健人だった。
私の弱いところも好きなところも知り尽くされてるからいつも考える余裕なんて無いのに……
健「初めて考え事したね。今誰が頭の中にいた？」
「考えてない……」
健「俺に嘘が通じると思う？」
「思わない……」
ピンポーン
健「これはまた凄いタイミングだ。笑
ちょっと頭の中整理してな？俺が行ってくるから」
下着だけ付けて寝室を出ていった健人。
扉を閉められてるから声が聞こえないから誰が来たのかなんて分からない。
「私、最悪だ……」
"雨の中のキス"
"シガレットキス"
"拗ねた顔、優しい顔"
"抱きしめられた時の感触"
どうして頭の中に照さんが出てきたの……
健人、ごめん。
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sivan(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます！渡辺氏にもハッピーになる日がくるはずです^^いつもありがとうございます！！ (1月14日 0時) (
レス) @page14 id: 642391b229 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 移行後も渡辺くん苦しいです🥺🥺どうしても渡辺くん側の気持ち考えちゃいます😭 (1月13日 21時) (レス) @page11 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sivan
| 作成日時：2024年1月10日 17時
