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みんなフリースタイルで好きにやっていて
凄く楽しそうだ
楽しさか。
大事な事忘れていたな。
最近の私は必死にやらなきゃという考えしかなかった。
ラップに目覚めたあの頃の楽しさを、高揚感をもう一度感じたい。
今まで我慢してた何かがプツンと切れてたみたい……
？「…………大丈夫ですか？」
背の高い、イカついサングラスをかけた
きっと同世代であろう男の子に声をかけられた
「あ…なんで泣いてるんですかね私w」
？「泣くことは悪いことじゃないですよ」
そういって肩をポンと叩いてくれて
その時、今まで鉛のように重かった肩の力が抜けた。
なんだこの人……近くにいると安心する(イカついけど)
「ラップするんですか？」
？「はい。次の次俺の出番なんです」
「頑張ってください。ここで見てます」
見た目とは懸け離れた凄く素敵なえくぼを浮かべて微笑む姿が印象的だった
NM「俺、Runch Randaっていいます」
Runch Randa？！！！！！！！！！驚
「え、え、えーっ！！！！！！」
NM「もしかして知ってます？？///」
「中学の時、あなたのミックステープを聴きました。」
NM「ホントに？！！！嬉しいな…///」
これまた可愛く照れる(イカついけど)
「私もミックステープを出そうと思わせてくれたのがRunch Randaさんです……」
ミックステープなんて自分には無理だと思っていたけど、当時中学生だった私に勇気をくれたRunch Randaがこの人だなんて
めちゃくちゃ上手いラップと
大衆性はないけど、個性的で中毒的な曲に
惹き付けられたのを今でも覚えている。
NM「ミクテ出そうかって……君もHIPHOP好きなの？」
「……はい。ラッパーになりたくて……【MIA (ミア)】って名前で活動してました」
事務所に入ってからはAとして本名で活動してるけど、無我夢中で楽しんでいたあの頃は【MIA】と名乗ってひそひそとミックステープをオンラインにアップしていた。
NM「………………うそっ」
「？？？」
NM「俺、あなたのミクテ聴いて勝手にライバル視してました。イベントや大会にも1度も姿を表さない謎のMIAさんを。まさかあなただったなんて…」
Runch RandaがMIAを？
「でもMIAはもう死んだんです…」
NM「俺たち、きっと今日出会うのが必然だったんでしょうね」
「え？」
NM「Runch Randaも今日で死ぬんです」
少し寂しそうに微笑む彼。
NM「……よかったら」
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sivan(プロフ) - 北さん» ご指摘ありがとうございます。以後気をつけます (2021年2月8日 0時) (
レス) id: c7fabed287 (このIDを非表示/違反報告)
sivan(プロフ) - -さん» ご指摘ありがとうございます。こちらはちゃんと意味があってepilogueを付けてます。物語後半のネタバレになってしまいますので大変恐れ入りますがコメント削除させて頂きます。私の作品は語彙力文章力ありませんので、気になってしまうのならあまりおすすめできかねます (2020年9月30日 8時) (レス) id: c7fabed287 (このIDを非表示/違反報告)
- - タイトル、全部に[epilogue]って書かれてますけど…[episode]の間違いでは？まぁ、わざとならいいですけど…もし、｢エピソード｣の意味でやってるなら違ってるし、epilogueは物語の終わりを意味してるので… (2020年9月30日 2時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sivan
| 作成日時：2020年8月16日 5時
