---- ページ46
JM side
釜山の芸術高校を首席で入学した
現代舞踊を専攻した
自分で言うのもあれだけど先生達の評価も凄くよかった
ある日TVで観てた音楽番組
HIPHOPダンスを踊っている人をみてから
”ジャンルが違うダンスも踊りたい”
そう思った。
家族にお願いして地元のダンススクールに入りHIPHOPを習い始めた。
現代舞踊とやっぱり根本的に違うから
新鮮で楽しくて仕方なかった。
現代舞踊家の夢からあの日みたHIPHOPグループみたいになりたいと次第に夢が変わりつつあった。
ある日ダンススクールの先生がオーディションのチラシを僕にくれた
Big Hitという事務所のHIPHOPオーディションが開催されるという。
先生「ジミンが未知のHIPHOPの世界に飛び込んだ様に未知の事務所で挑戦した方がきっとあなたは光るんじゃないかと思う」
恩師の勧めもあり、Big Hitを受ける事に決めた。
先生とソウルまで行き
オーディションを受けた。
歌は僕が好きなHIPHOPグループ
BIGBANGのTAEYANGの【you’re my】を歌った
そしてダンスはスクールで練習したものを踊った。
審査員「君、バレエやってた？？」
「いえ、現代舞踊をやってます」
審査員「なるほど…」
反応がイマイチだな……
どうしよう…
最後に中年のメガネをかけた方が言った
PD「君の声は本当に綺麗だ。ボイトレすれば更に磨きがかかる。好きな歌を沢山歌いなさい。」
「はい！」
PD「あとダンスは、現代舞踊の形が染み付いてるのは君の努力の賜物だ。その形を崩す必要はない。ただ、同じくらいHIPHOPの形も合わせて取り入れなきゃいけない。かなり大変だろうけど君にはそれができる？」
「やります！！！！！！！」
PD「Big Hitへ是非おいで。育て甲斐がありそうだ」
「ありがとうございます！！！！！！」
家族と離れ、お世話になった高校も転校し、ダンススクールも辞め
僕はソウルに来た。
でもPDニムが言ってた大変とはこの事だったと入所してすぐに実感した。
ダンススクールでは教えて貰えない
テクニックを教えて貰っても
鏡に映る自分は現代舞踊の形が目立っていた
レッスンが終わった後に残りひさすら練習してもダメ。何十回、何百回練習しても負のループに入るばかり。
”なんの為に練習してるんだろう”
この頃からそう思うようになってしまっていた。
泣きたくないのに泣いてばかりだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sivan(プロフ) - 北さん» ご指摘ありがとうございます。以後気をつけます (2021年2月8日 0時) (
レス) id: c7fabed287 (このIDを非表示/違反報告)
sivan(プロフ) - -さん» ご指摘ありがとうございます。こちらはちゃんと意味があってepilogueを付けてます。物語後半のネタバレになってしまいますので大変恐れ入りますがコメント削除させて頂きます。私の作品は語彙力文章力ありませんので、気になってしまうのならあまりおすすめできかねます (2020年9月30日 8時) (レス) id: c7fabed287 (このIDを非表示/違反報告)
- - タイトル、全部に[epilogue]って書かれてますけど…[episode]の間違いでは？まぁ、わざとならいいですけど…もし、｢エピソード｣の意味でやってるなら違ってるし、epilogueは物語の終わりを意味してるので… (2020年9月30日 2時) (レス) id: 5873f0fb76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sivan
| 作成日時：2020年8月16日 5時
